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東海白樺山岳会ブログ

愛知県名古屋市にある山岳会です。仲間を募って山に登る会の運営、会員の登山記録、行事等の活動を発信しています。

黒部峡谷で男性2人死亡 滑落か、富山・北アルプス

黒部峡谷で男性2人死亡 滑落か、富山・北アルプス
 富山県の北アルプス・黒部峡谷で20日、別々に登山をしていた男性2人が県の防災ヘリコプターに相次いで救助されたが、いずれも全身を強く打っており間もなく死亡が確認された。滑落したとみられる。

 黒部署によると、午前8時5分ごろ、標高約950メートルにある水平歩道で「人が滑落した」と近くにいた登山者から110番通報があった。ヘリが約100メートル下の岩場で倒れていた千葉県柏市豊四季の会社員、高梨祐(たすく)さん(41)を発見した。

 上市署によると、午後2時ごろにも、標高約1050メートルの白竜峡近くの登山道から約20メートル下の河原で横たわる男性が見つかった。所持品などから山梨県の50代男性とみられる。19日に下山予定だったが連絡が取れないと妻から相談があり、捜索していた。
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[ 2019年10月21日 10:18 ] 滑落 | TB(0) | CM(0)

台風19号による山岳関係道路の現況(10/16)(転載)

台風19号による山岳関係道路の現況(10/16)
関東の低山は省略。ソースにアクセスすること。
○雲取山

雲取山三峯神社登山口へは、二瀬ダムから三峯神社間の道路が土砂流出し通行止め。
三峯神社は、参拝を断る。

○武甲山

武甲山は大規模な崩落のため、主要な登山道はすべて通行止め、当面、登山禁止。

○西丹沢

中川温泉先は道路崩壊。車両も歩行者も通行止め。西丹沢ビジターセンターは臨時休業。
○筑波山

御幸ヶ原コース(表参道コース)は倒木や登山道の崩落などにより通行止め。

○甲武信ヶ岳

毛木平駐車条入口手前の砂利道の林道の山側が陥没。谷側より車1台分は通行可能だが、大型車など車幅のある車は通行不可。

千曲川源流碑までの登山道は数カ所道が崩れており、注意が必要。現在、修繕予定。

○八ヶ岳

しらびそ小屋~本沢温泉は土砂崩れが発生し通行止め。

国道299号が麦草峠から茅野側間が道路陥没の為、通行止め。

美濃戸口 美濃戸林道は橋の崩落で人も車両も通行止め。

○蓼科山

大河原峠から蓼科山七合目登山口間(自動車道)が土砂崩れにより通行止め。

○甲斐駒ヶ岳

黒戸尾根登山道、五合目のハシゴ下で登山道が大きく崩落,五合目より上の七丈小屋間の登山は出来ない状態。

七丈小屋によると11月中には復旧させたいとのこと。

○南アルプス

畑薙~椹島ロッヂ間の林道は台風被害のため送迎バスは運休。徒歩での通行も不可。そのため、椹島ロッヂの今シーズンの営業は終了。

奈良田~広河原は道路崩落、陥没などで今シーズンの開通はできない見通し。

北沢峠へ通じる林道は山梨県側・長野県側ともに被害甚大、通行不可。
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[ 2019年10月17日 22:57 ] 基本情報 | TB(0) | CM(0)

台風19号による登山道の影響について(2019年10月17日現在/情報追加中)

台風19号による登山道の影響について(2019年10月17日現在/情報追加中)
2019年10月12日~13日にかけて日本列島を通過し、各地に甚大な被害をもたらせた台風19号。各地の被害についてはすでに報じられているとおりだが、登山道および登山道に通じるアクセス道にも大きな被害をもたらしている。

現在、編集部でわかっているもの、長期的に影響がありそうなものを以下に列挙する(随時更新中)。なお、下記の他にも、まだわかっていない・情報のない場所や、崩落などの可能性が高い登山道もあるので、登山に入る前には十分に情報収集を行ってほしい。
関東の低山は省略。ソースをアクセスすること。
南アルプス
・南アルプス南部

畑薙~椹島ロッヂ間の林道は台風被害のため送迎バスは運休、再開の目処は不明。徒歩での通行も不可。このため、椹島ロッヂの今シーズンの営業は終了。

⇒さわらじまロッヂ&登山小屋

・奈良田方面

奈良田~広河原は道路崩落、陥没などで今シーズンの開通は困難。奈良田~身延も崩落により奈良田は孤立状態。

⇒広河原山荘

・広河原~北岳方面

大樺沢の登山道は崩壊激しく通行不能、復旧には相当の時間がかかる見込み。尾根道、草すべりコースで入山すること。

⇒白根御池小屋

・北沢峠方面

北沢峠へ通じる林道は山梨県側・長野県側ともに被害甚大、アクセス不可。こもれび山荘と両俣小屋は今シーズンの営業終了。

⇒北沢峠こもれび山荘

・黒戸尾根

甲斐駒ヶ岳への登山道、黒戸尾根は5合目付近で登山道が崩落。当面は通行止めで再開には時間がかかる模様。

⇒甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

八ヶ岳
・麦草峠

国道299号が麦草峠から茅野側の6.5km間が道路陥没のため、通行止め。復旧には時間がかかる見込み。10月19日に通行可能予定。

⇒北八ヶ岳・高見石小屋

・蓼科山(七合目登山口)

大河原峠から蓼科山七合目登山口間(自動車道)が土砂崩れにより通行止め。復旧には時間がかかる見込み。

⇒北八ヶ岳・北横岳ヒュッテ

・しらびそ小屋~本沢温泉

しらびそ小屋~本沢温泉の登山道は土砂崩れが発生し通行止めとなっている。

⇒茅野観光ナビ

・美濃戸口

美濃戸林道は橋の崩落で人も車両も通行止め。10/18(金)に人のみの通行を目指している。

⇒赤岳鉱泉
南アルプス
・南アルプス南部

畑薙~椹島ロッヂ間の林道は台風被害のため送迎バスは運休、再開の目処は不明。徒歩での通行も不可。このため、椹島ロッヂの今シーズンの営業は終了。

⇒さわらじまロッヂ&登山小屋

・奈良田方面

奈良田~広河原は道路崩落、陥没などで今シーズンの開通は困難。奈良田~身延も崩落により奈良田は孤立状態。

⇒広河原山荘

・広河原~北岳方面

大樺沢の登山道は崩壊激しく通行不能、復旧には相当の時間がかかる見込み。尾根道、草すべりコースで入山すること。

⇒白根御池小屋

・北沢峠方面

北沢峠へ通じる林道は山梨県側・長野県側ともに被害甚大、アクセス不可。こもれび山荘と両俣小屋は今シーズンの営業終了。

⇒北沢峠こもれび山荘

・黒戸尾根

甲斐駒ヶ岳への登山道、黒戸尾根は5合目付近で登山道が崩落。当面は通行止めで再開には時間がかかる模様。

⇒甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

八ヶ岳
・麦草峠

国道299号が麦草峠から茅野側の6.5km間が道路陥没のため、通行止め。復旧には時間がかかる見込み。10月19日に通行可能予定。

⇒北八ヶ岳・高見石小屋

・蓼科山(七合目登山口)

大河原峠から蓼科山七合目登山口間(自動車道)が土砂崩れにより通行止め。復旧には時間がかかる見込み。

⇒北八ヶ岳・北横岳ヒュッテ

・しらびそ小屋~本沢温泉

しらびそ小屋~本沢温泉の登山道は土砂崩れが発生し通行止めとなっている。

⇒茅野観光ナビ

・美濃戸口

美濃戸林道は橋の崩落で人も車両も通行止め。10/18(金)に人のみの通行を目指している。

⇒赤岳鉱泉
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[ 2019年10月17日 22:51 ] 基本情報 | TB(0) | CM(0)

青森・岩木山で初雪 昨年より13日早く

青森・岩木山で初雪 昨年より13日早く
 青森・岩木山(標高1625メートル)で15日、初雪が降り、山頂付近がうっすらと雪化粧した。山麓(さんろく)と8合目を結ぶ有料道路「津軽岩木スカイライン」の運営会社によると、初雪は昨年より13日早いという。

 初雪は、運営会社「岩木スカイライン」の従業員が午前8時ごろ、9合目付近でリフトの斜面に雪が積もっていたのを確認。山形市から登山に訪れた星淳一さん(62)は「初雪を見られてうれしい。蔵王の霧氷のように美しい」と喜んでいた。

 岩木山は今、中腹から7合目辺りが紅葉の見ごろとなっている。岩木スカイラインの梅原寛社長は「いよいよ冬が到来。雪の白と紅葉の赤や黄色のコントラストを楽しんでほしい」と話していた。【藤田晴雄】
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[ 2019年10月17日 00:46 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

自己の実力を冷静に見極め、インターネット上の情報は鵜呑みにしないこと 島崎三歩の「山岳通信」 第167号

自己の実力を冷静に見極め、インターネット上の情報は鵜呑みにしないこと 島崎三歩の「山岳通信」 第167号
長野県が県内で起きた山岳遭難事例について配信している「島崎三歩の山岳通信」。2019年10月15日に配信された第167号では、昨今、遭難が頻発している槍ヶ岳・北鎌尾根について言及。インターネット上の情報を鵜呑みにして無謀に踏み込むことのないよう、注意喚起を行っている。

10月15日に配信された『島崎三歩の「山岳通信」』第167号では、10月1日~6日に起きた5件の山岳遭難事例について説明している。以下に抜粋・掲載する。

10月1日、北アルプス白馬岳で、44歳の男性が仲間と白馬鑓ヶ岳から下山中に、疲労により行動不能となる山岳遭難が発生。翌2日に、男性は北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会白馬班救助隊により救助された。

10月1日、木曽郡木曽町の山林で、キノコ採りのために単独で入山した84歳の男性が、滑落・負傷して行動不能となる山岳遭難が発生。男性は木曽署員などにより救助された。

10月4日、北アルプス槍ヶ岳で、家族2人で入山した77歳の男性および75歳の女性が、槍沢を登山中に疲労および体調不良により行動不能となる山岳遭難が発生。2人は北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊により救助された。

10月5日、北アルプス槍ヶ岳・北鎌尾根で、仲間2人で入山した43歳および48歳の男性が、北鎌尾根を登山中に1名が滑落、同行者も滑落に巻き込まれて衝突、2人とも負傷する山岳遭難が発生。2人は翌6日に県警ヘリで救助された。
10月5日、北アルプス横尾谷で、家族と2人で入山した77歳の女性が、涸沢から下山中に疲労により行動不能となる山岳遭難が発生。女性は長野県警察山岳遭難救助隊、および北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会秋山特別パトロール隊により救助された。

長野県警山岳安全対策課からのワンポイントアドバイス
10月1週は、5件の遭難が発生しました。10月5日に発生した北鎌尾根の遭難は通常登るべき沢を間違え、岩場に突き当たったため、引き返す途中で発生したものです。

北鎌尾根については以前も注意を呼びかけていますが、通常の登山ルートではありません。北鎌尾根では毎年、単独登山者や初級者による死亡・行方不明遭難が発生する非常に危険なルートです。インターネット上には動画を含め北鎌尾根に関する情報が溢れていますが、そのような成功体験のみを鵜呑みにして同ルートに足を踏み入れることは非常に危険です。自己の実力を冷静に見極め無謀な挑戦はやめましょう。

今後、標高の高い山域では結氷や降雪が進み、山は一気に冬へと変化します。登山前に気象情報を確認し、的確な判断を心がけましょう。
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[ 2019年10月16日 20:07 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

下山届  鎌ヶ岳 三ツ口谷

日時 10/16(水)
場所 鈴鹿 鎌ヶ岳
メンバー  S,I
ルート   スカイライン三ツ口谷駐車場⇔三ツ口谷(沢ルート)⇔鎌ヶ岳山頂⇔三ツ口谷(一般登山道)⇔スカイライン三ツ口谷駐車場
登りは、6/26(水)に歩いたルートを行く予定です。もちろん水には入りませんよ。
下りは、登山道を歩く予定。
2019101615571176a.jpg
<三ツ口谷大滝を撮影中の鈴木さん>
10/16(水) 鎌ヶ岳 三ツ口谷 無事下山しました。
上りルートは、6/26(水)にW会長、Nさん、Yさん、Iの四人で歩いたコースです。
先回と同様、楽しく安全に歩けました。
下りは三ツ口谷登山道を歩きました。一般登山道です。しかし、とても怖い思いをし大変でした。
大滝巻道の沢は崩壊がひどくて、怖くて歩けず、戻って大滝直登ルートを下りました。
今では一般登山道は崩壊が激しく、かなり危険なルートになってます。もはやバリルートです。一般登山道の方が危ない。
河原を遡行するのは『危険なバリルート』だと思ってましたが、なんのなんの、三ツ口谷で『一番安全なルート』でした。
Sさん、お付き合いいただきありがとうございました。また登りましょう。
     報告 I
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[ 2019年10月16日 19:36 ] 鈴鹿山脈 | TB(0) | CM(0)

登山中に滑落か、桑名の男性死亡 三重、仙ケ岳

登山中に滑落か、桑名の男性死亡 三重、仙ケ岳

6日午前11時45分ごろ、三重県亀山市安坂山町の仙ケ岳(961メートル)で、「男性が滑落している」と入山した登山者が119番した。亀山消防署の山岳救助隊らが、登山道から約15メートル下で倒れていた男性を発見したが、約3時間後に死亡を確認した。

 亀山署などによると、男性は同県桑名市中央町の医師、平田和男さん(66)。滑落とみられ、頭部から出血していた。署は死因や滑落の原因を調べている。

 現場は、石水渓キャンプ場から北西に約2キロの標高497メートル地点。白谷道コースと呼ばれる登山道の途中で、道幅は約60センチだったという。(中日新聞)

・・・・66歳は足の筋肉が落ちる年齢になる。滑落時にリカバリーできずに転落か。
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[ 2019年10月07日 22:44 ] 滑落 | TB(0) | CM(0)

山梨小1女児不明、大規模な捜索を打ち切り 延べ1700人の捜索活動も実らず「従事した者一同、心を痛めている」

山梨小1女児不明、大規模な捜索を打ち切り 延べ1700人の捜索活動も実らず「従事した者一同、心を痛めている」
山梨県道志村で小倉美咲ちゃん(7)が行方不明になって16日目。県警は今日、大規模な捜索の打ち切りを発表した。警察によると、5日までに1172件の情報が寄せられているものの、手掛かりとなる有力な情報はないということだ。

【会見映像】「大変心を痛めている」悲痛な思いで打ち切り

 なお県警の担当者は報道陣に対して「小倉美咲さん行方不明事案つきましては、9月21日から本日までの約16日間、消防署や猟友会、村役場、自衛隊と連携を図りながら、延べ1700人の態勢でキャンプ場及びキャンプ場周辺一帯の繰り返しての捜索活動。また日を重ねるごとに捜索範囲を拡大しての捜索活動を展開してきたが、本日までに発見するまでに至っていません。小倉美咲さんのご両親、ご家族、また関係者の皆様の心情を思いますと、本日までに美咲さんを無事に発見できていないことに対して、捜索活動に従事した者一同、心を痛めている」などと無念の思いを語った。
・・・・公共の機関が税金で探し続けるわけには行かない。今後は民間の無償ボランティアの出番になるだろう。しかし、どこをどう探すのか。林道はともかく、山の中は藪山登山の心得のない素人衆は近寄らないほうが良い。地形が急峻で崖になっているし、加入道山への破線路のある登山道も登山口の表示すらなく、踏み跡もなく、整備されていなかった。加入道山と大室山は道志の湯からいい道がある。椿沢の林道のヘアピンカーブの尾根に小さな案内板があるのみだった。しかし急登を強いられるだろう。ボランティアで捜索する人は藪山登山の心得で地形図を読み込み、装備をしっかりし、ツエルトを持参し、ヘルメットも着用するなど、二重遭難にならないように注意して欲しい。
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[ 2019年10月06日 18:25 ] 道迷い | TB(0) | CM(0)

小倉美咲ちゃん捜索ボランティアを叩く人は何も分かっていない

小倉美咲ちゃん捜索ボランティアを叩く人は何も分かっていない
山梨県道志村のキャンプ場で行方不明になってしまった小倉美咲ちゃん。警察・消防・自衛隊に加えて、ボランティアの方々も必死に探しているとのこと。
 
 ところが、ボランティアに行った方々が遭難してしまうということが立て続けに起こっているようです。これに対して、ネットでは「迷惑をかけるな!」「プロに任せていれば良いんだ!」という非難の声が。
 
 でも、彼らの言うようにプロにだけ任せていれば、昨年山口県で行方不明になり、ボランティアが救出した2歳の男の子の命は、失われていたかもしれないというのを分かっているのでしょうか?
 
 また、昨年6月に新潟の五頭連峰で親子が遭難死した事件について真相を究明する記事を書いたことがあるのですが、警察の行動に不備があったと思わざるを得ないようなこともありました。
⇒ https://webronza.asahi.com/culture/articles/2018061300004.html
 
 さらに、以前とある群馬県の山で地元の消防団の捜索活動に遭遇した時、消防団の何名かが急登で転んでおり、「ちょっと、大丈夫!?」と思うようなこともありました。おそらく遭難件数が少なく慣れていない人が多かったのでしょう。

 確かにプロにはアマよりも力量のある人が多いですが、全てではありません。優秀なメンバーを揃えたとしても、リーダーが能力不足であれば一気に機能しなくなります。なので、「プロだから」というのは完全な思考停止です。
 
 山の中で捜索する上で最も大切なのは、プロかアマかという身分の違いではなく、装備をしっかりと整えることと、遭難しないための備えだと思います。美咲ちゃんを知る人たちは猫の手も借りたいぐらいですから、遭難しないようにした上で、プロもアマも全てのノウハウとリソースを結集して捜索にあたるべきだと思うのです。
 
 なので、遭難してしまった人を叩く暇があるのなら、どうすればボランティアの遭難を少しでも回避できるか、どうすればボランティア一人一人がより質の高い活動を行うことができるか、そのノウハウを広めることに時間を費やして欲しいものです。

 震災ボランティアに関してもかつては善意だけ突っ走ってしまうボランティアによる二次災害が多発していましたが、長年の仕組み作りや啓発活動によって、少しずつ減っています。捜索ボランティアも是非これに習うべきでしょう。
 
 では、遭難を防ぐに最も役立つものは何か。もし一つだけあげるとすれば、やっぱりジオグラフィカやヤマレコMAPのようなGPSアプリだと思います。どこを捜索したかのログにもなります。
 
 仮に遭難をしても、現地の標高や緯度経度が分かるので、電波が通じていれば捜索隊に正確な居場所を伝えられるわけです。この点に関しては紙の地図よりも何倍も効果を発揮するでしょう。ただし、モバイルバッテリーも忘れずに。
 
 なので、もし今後捜索ボランティア活動に参加する際には、他のボランティアの方々に「ちゃんとジオグラフィカやヤマレコMAPをスマホに入れてますか?」と声かけしたり、ボランティア本部にGPSアプリの使用を徹底してもらうようお願いしたいものですね。
・・・お説ごもっともです。
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[ 2019年10月06日 09:58 ] 山岳遭難 | TB(0) | CM(0)

テレ朝カメラマンが転落、重傷 山梨の女児不明現場

テレ朝カメラマンが転落、重傷 山梨の女児不明現場
千葉県成田市の小学1年、小倉美咲さん(7)が行方不明になっている山梨県道志村の山中で5日午前8時半ごろ、取材中の報道機関の男性が沢に転落し、鎖骨を折るなどの重傷を負った。

 大月署によると、負傷したのは東京都文京区の男性(36)。県警機動隊員による捜索の様子を取材中に足を踏み外し、約5メートル下の沢に転落。その機動隊員に救助された。関係者によると、テレビ朝日のカメラマン。

 小倉さんが行方不明になった現場周辺ではこれまで、捜索ボランティアが転落したり、熊に遭遇したりして救助されているが、報道関係者の遭難は初めて。

・・・現場では捜索ボランティアの二次遭難が相次いでいます。今回は報道マンが遭難とのことです。
9/28に行きました。以下は小屋番の山日記に書いたそのレポートの一部
現地の椿壮オートキャンプ場へは6時に到着。現地本部周辺には車がぎっしり詰まっている。
 とりあえず素通りして林道奥まで走って偵察して置く。地形図も出して見ておく。地理勘のない人間にはさっぱり分からないからだ。周囲はおおむね杉、檜の植林山になっている。当初は加入道山から登山道を歩いて大室山に下山。椿沢を見る予定だったがどちらも登山口の道標はない。直感的にはこりゃ難しい、と思った。
 戻って本部付近にPする。おにぎり1個を食べて支度する。現地本部のテントにはパトカー、自衛隊員、消防署員、役場の人らが集まって鳩首会議中だ。私も加わって事情を聴く。自衛隊員が中心になって椿沢、道志川の周辺はしらみつぶしに捜索されたこと書き込んだ白地図を見せてもらった。
 ボランティアに対しては村役場の人が対応してくれた。しかしボランティアを班編成する本部は27日に解散したので自主的に捜索することになった。単独ではしないでくれ、と言われたが見知らぬ人とにわかにチームなど組めないので仕方なく、6時30分から独自に捜索開始した。
 まずテニスコートへの階段を登って加入道山の登山口を探したが皆無だった。踏み跡すらない。それで林道や村道を中心に捜索するが多数の先行者が入っていた。
 また本部付近へ戻り、椿沢に沿う林道の捜索に入った。ここも先行する人らが多数居た。大室山の登山口付近では消防車も入ってきた。こちらを見ると、登山か、と聞くので捜索だが、と言うと単独の人が一番危ない、などど言われたのは心外だった。
 実は27日に20歳代の単独のボランティアが崖から落ちて怪我をしたとの110番通報があり場所が特定できないまま行方不明になり、その人の捜索の負担までできたからだろう。あちらからは単独で老人の来るところではないと、と思われたか。ご忠告ありがとうと答えて別れた。
 椿沢の橋まで往復して下山した。捜索した範囲でいえばどこも急斜面であり、露岩も多い。転落すると怪我は必至だろう。
 小倉美咲ちゃんはまだ7歳だから、しかも千葉県の子供だから山慣れせず、遠くへは行けないはずだ。誘拐説もありうるだろう。こんな壮年期の険しい溪谷のキャンプ場でどこへ行ってしまったのか。みんなからはぐれた22日の夜、森の中から見える山家の灯を求めて足元を照らす明かりもなく歩けば転落しかない。じっとしていてくれれば良いのだが。

 背中に軽い汗をかいたが、使い始めた新しいザックは背中に隙間があるので風が通る。吸汗速乾のラガー1枚では少し小寒いほどである。それで上着を着こんだ。
 8時30分、マイカーに戻り、残りのおにぎり1個を食べて30分ほど休憩した。現地本部を伺うと良いニュースはないようだ。但し、メディアの員数はより増えて本部周辺は報道カメラが林立していた。自衛隊の人らは隊列を組んで下山していく。
 結局、消防署員の言う通り、地理勘のない単独のボランティアでは限界があり、迷惑になってもいけないので9時30分撤退を決めた。2時間ほどの捜索ボランティアでした。
以上
 ※藪山に慣れない一般登山者の行く山ではありません。
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[ 2019年10月06日 09:42 ] 道迷い | TB(0) | CM(0)

『麓は秋でも山は冬』が起こる条件――、2006年10月の白馬岳遭難事故の教訓

『麓は秋でも山は冬』が起こる条件――、2006年10月の白馬岳遭難事故の教訓
10月上旬は紅葉を見に標高の高い山に行く人が多い時期だ。この時期の登山で、最も気をつけなければならないのが『麓は秋でも山は冬』という気象状況だ。10月上旬、山は一気に真冬へと変わることがある。

ヤマケイオンライン読者の皆様、山岳防災気象予報士の大矢です。9月28日(土)には台風18号が発生して、日本付近に接近してきました。この後もまだ台風が発生しそうな兆候がありますので、10月末までの台風シーズンが終わるまでは台風と秋雨前線の動向にご注意ください。

今回のコラムでは、2006年10月に起きた白馬岳遭難事故について取り上げたいと思います。本遭難事故については下記に概要を説明していますが、台風がもたらせた気象変化による遭難事故でした。

ただし直接の影響は台風ではなく、「台風が運んできた熱帯の暖かく湿った空気によって南岸低気圧が急激に発達して冬型気圧配置による吹雪になった」ことが原因です。

春や秋の山はいったん荒れるとまさに冬山の世界になります。これはゴールデンウィークや10月の山では、ごく普通の現象です。『麓は春でも山は冬』、『麓は秋でも山は冬』と言われるゆえんです。

その時、白馬岳は想像を絶するブリザードに見舞われた
事故を起こした7人パーティー (ガイド1名とサブガイド1名を含む。ガイドを除く6名はすべて女性)は、5泊6日の日程で10月6日に祖母谷温泉から入山しました。翌10月7日に白馬岳(2932m)直下の白馬山荘を目指す途中で次第に天候が悪化して、白馬山荘の手前で吹雪となり4名の方が低体温症で亡くなられています。
パーティを率いていた登山ガイド田上和弘さんは、のちに「想像を絶するブリザードだった。気象判断のミスだと思っている」と語っています。田上さんは日本アルパイン・ガイド協会の認定ガイドで、ヒマラヤのK2(8611m、エベレストに次ぐ世界第二位の8000m峰)に挑んだこともある実績のある登山家ですが、これほどのコメントを残したことから余程の悪天候であったことがうかがわれます。

南岸低気圧が台風並みに発達し、「西高東低」の冬型気圧配置となって大荒れに
当時の天気図を振り返ってみると、入山した10月6日の6時は台風16号と17号の北側に秋雨前線が停滞し、前線上にできた990hPaの南岸低気圧が東北東に20km/hの速度で進んでいます。

この後、2つの台風はともに衰弱しますが、この2つの台風が運んできた暖かく非常に湿った熱帯の空気が南岸低気圧の東側に向かって入ることによって、遭難した10月7日には南岸低気圧は三陸沖で台風並みの968hPaまで急激に発達しています。

大陸の高気圧と低気圧との間では、冬ではお馴染みの「西高東低」の気圧配置となったため、白馬岳だけでなく中部山岳の北部は吹雪による大荒れの天気となりました。この悪天により、白馬岳の遭難事故以外にも、北アルプスでは小蓮華岳、前穂高岳、御嶽山でそれぞれ1名、白馬岳を合わせると合計7名の登山者が遭難に遭って亡くなっています。

2つの台風が運んできた暖かく湿った熱帯の空気が台風を急激に発達させた
なぜこのように低気圧は急激に発達したのでしょうか。いくか原因がありますが、その一つは2つの台風が運んできた暖かく非常に湿った空気が大きく影響していると考えられます。

下層の湿った空気は上空1000m以下の高度から入ってきます。よく言われている850hPa(上空約1500m)ではありません。850hPaの暖かく湿った空気は、下層から入った湿った空気が上昇気流によって持ち上げられた結果なのです。

したがって925hPa(上空約750m)付近の暖かく湿った空気の流れを見る必要があります。925hPaの様子は、GPV気象予報のWebサイトで、誰でも見ることができますので、参考にされると良いと思います。
以下略
・・・・台風は「偽の快晴」をもたらすことがあります。今からちょうど30年前の10月、10人中8人が死んだ立山の大量遭難も「小笠原諸島付近に台風25号があり、その影響で一時的に冬型の気圧配置となることに加え、中国から寒気団が南下し日本海側の山では大荒れの予報が出ていた。これに反し早朝は快晴となった。」でした。以下を読んでおいてください。リーダーを決めずに登山をすると行けるところまで行こうか。となりやすい。結果引き返すタイミングを失うことになります。
立山中高年大量遭難事故
台風発生へ 次の三連休は秋雨前線の活動活発に
日本のはるか南東海上にある熱帯低気圧は、台風にまで発達する見込み。11日(金)頃から本州付近で秋雨前線の活動が活発に。今後発生する台風と秋雨前線の動向に注意。
バックナンバー
岩壁の掟・偽りの快晴
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[ 2019年10月05日 17:18 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

クマ大量出没の兆し 県内9月目撃 昨年の10倍超 ドングリ不作 餌求め人里へ

 クマ大量出没の兆し 県内9月目撃 昨年の10倍超 ドングリ不作 餌求め人里へ
ドングリ不作 餌求め人里へ
 9月の県内のツキノワグマの目撃件数が、昨年同月比の10倍以上となる114件に上ったことが、県のまとめでわかった。9月に件数が増えると、10月も増加する傾向があることから、大量出没が予想され、県は注意を呼び掛けている。(向川原悠吾)

 県によると、九月の目撃件数が百件を超えるのは年間の件数が最も多かった二〇一〇年の百六十三件以来。一〇年十月は六百八十五件の目撃情報が寄せられる大量出没となった。今年の十月も今後、多くのツキノワグマが出没すると予想されている。

 今年は既に人身被害が相次いで発生した。九月二十二日には富山市万願寺で早朝、ウオーキング中の男性が茂みから出てきたツキノワグマに驚いて倒れ、尻を骨折。これを機に県はツキノワグマ出没警報を発令した。十月一日には黒部市宇奈月町の山林で、作業中だった北陸電力の社員が襲われて左腕をかまれた。

 県によると、今年は餌になるドングリが不作のため、人里に下りてきている。その結果、庭先などで育つ柿がツキノワグマを引きつけることにつながる。

 県の調査では、ドングリの不作により大量出没した年のツキノワグマの胃袋を解剖すると、45%が柿の実。一方で、多く実っていた年の胃袋の中は82%がドングリだった。

 今年のツキノワグマは山林を離れた住宅街にまで出没している。一日早朝には山林地域から数キロ以上離れた富山市宮保の住宅街で目撃されており、餌を求めた活動範囲が広まっているとみられている。

 県自然保護課は柿の実の早めの収穫をしたり、クマが多く出没する早朝の外出を控えたりするよう、呼び掛けている。
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・・・・山岳会の例会でも登山の際に熊鈴を忘れないように注意喚起しました。名古屋近郊の猿投山でも熊が目撃されています。奥美濃の笹ヶ峰では五頭も見ました。内三頭は子熊です。母子熊は車に乗っていても襲ってきます。お互いに気をつけましょう。
過去の拙ブログ「小屋番の山日記」をさかのぼると2006年、2012年の記事がヒットした。ほぼ6年~7年のサイクルでドングリの不作が来るのでしょうか。
2006年
熊の話 奥三河に熊出没
2012年
クマ注意!瀬戸、豊田山間部に出没の可能性
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[ 2019年10月05日 16:31 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

2019年度会員募集!

愛知県山岳連盟に加盟(山岳共済保険に加入しよう)

入会前 例会見学歓迎!
山行や岩登り講習の見学と体験も可。

初心者、女性の方も勇気を出して見学に来てください。
■例 会は毎月第一水曜日の夜に実施

次回例会:
5月8日(水曜日)午後7時より 視聴覚室     
 同日中日新聞に会員を募る記事を掲載しました。
6月5日(水曜日)午後7時より 美術室
7月3日(水曜日)午後7時より 午後15時から会報制作 
8月7日(水曜日)午後7時から
1  Sさん(男性)が復会
2 Eさん(女性)が例会見学
8月15日 発売の「山と渓谷」誌に会員募集広告掲載

9月4日(水曜日) 午後7時から

10月2日(水曜日) 午後7時から
会報NO488号を発行
Mさんが例会見学
11月6日(水曜日) 午後7時から

11月30日(土)から12月1日(日)
新人歓迎会&忘年山行

わたしたちと安全な山歩きを楽しみませんか。

東海地方を中心に全国の山に出かけています。

ジャンルは春の花目当ての日帰りハイキングから1泊2日の山旅、山小屋利用の縦走、テント泊まで様々。
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イブネからの雨乞岳
岩桜
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冬~春山登山、山スキー(スキー登山)、わかん、最近はスノーシュー利用の山行も増えています。
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夏~秋山登山、沢歩き、岩登り
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時に応じてクライミングの講習会も実施しています。

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グリグリの操作説明をする志水さん
山岳遭難の防止は登山に必要な知識と技術・体力を習得すること

山岳会に未所属の初心者、単独行の登山者の遭難が激増しています。
当会では月1回の定例会で交流と情報交換、遭難対策資金の積立、連絡のための会員専用ブログでの登山届と下山報告で安全管理をしております。
仲間を得て安全で安心の登山を楽しみましょう。
職域の山岳会やサークルに居たが定年で登山の拠点と仲間を失った人も見学歓迎。

定例会は毎月第1水曜日夜7時から8時30分まで
総会は4月の第1水曜日夜6時30分から
於:名古屋市中区上前津の中生涯学習センター
地下鉄上前津駅から徒歩5分。有料P有
問合せは090-4857-9130西山まで
 
お電話での問い合わせは5月7日以降にお願いします。
多忙な人は右枠のメールフォームでお問合せ下さい。
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[ 2019年10月01日 00:00 ] 会員募集 | TB(0) | CM(2)
プロフィール

東海白樺山岳会

Author:東海白樺山岳会
 1962(昭和37)年に名古屋市交通局の有志数名が設立。その後一般社会人の親睦の登山クラブとして継承されてきた。40歳代から80歳代の男女約24名(2016年11月現在)が年間を通じて計画的に実践。
 三河、美濃、鈴鹿の日帰り登山、岩登り、沢登り、山スキー、冬山以外にも夏山縦走も楽しむ。皆で誘い合い日本百名山、日本三百名山を目指す会員もいる。個人の志向でぎふ百山、信州百名山、富山百山、一等三角点のピークハントを目標にする会員もいる。
 例会は第1水曜日(都合で火曜日になることがある)に名古屋市中区生涯教育センターで夜7時から8時30分まで。会合は山行への参加を募る重要な場なのでなるだけ出席を。欠席者にはメール、郵便、ファクスで伝達。会報も年間4回発行。総会(事業報告、役員改選、会計報告、規約改正など)は4月に実施。
 イベントは1月の新年会(町)新入会員の入会に応じて新人歓迎会(山で)、年末は忘年山行(1泊2日)、登山、岩登りの初心者の指導練習も適宜練達者のリードで実施。
 会費年間3000円。入会金2000円。別途山岳共済保険加入のための岳連会費と保険料要。現在会員募集中。問合先090-4857-9130西山まで。メールフォームからもどうぞ。

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