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東海白樺山岳会ブログ

愛知県名古屋市にある山岳会です。仲間を募って山に登る会の運営、会員の登山記録、行事等の活動を発信しています。

春山遭難予防に冊子を増刷 長野県警

春山遭難予防に冊子を増刷 県警
 春山登山が本格化するシーズンを迎え、毎年のように山岳遭難が相次ぐゴールデンウイーク(GW)が二十九日から始まる。今シーズンは(長野)県消防防災ヘリが三月に墜落し、山岳遭難の救助活動を担う県内のヘリは県警の二機だけ。出動を求める通報が重なれば救助の遅れにつながりかねない。二十八日も二人が巻き込まれる雪崩が起き、県警は山岳遭難を一件でも減らすことが重要と啓発に力を入れる。

 県警によると、昨年の春山シーズン(四~六月)の山岳遭難は五十八件あり、死者と行方不明者計十二人を含む六十六人が遭難した。このうち、墜落した県消防防災ヘリ「アルプス」は八件で出動した。県内外から登山客が増える昨年のGWには十五件の遭難が相次ぎ、県警ヘリが十一件、アルプスが二件で現場に赴いた。

 アルプスが墜落し、山岳救助は基本的に県警ヘリの二機で対応する。このうち一機が点検に入ったり出動要請が重なったりするなど県警ヘリが出動できない場合、応援協定を結ぶ隣県に協力を求める。

 県警ヘリを山岳救助に注力させるため、今年のGW中は警視庁のヘリ一機が県営松本空港に常駐する。県内のヘリの応援を受けるとしても、三千メートル級など標高の高い山での経験が乏しい県も多く、応援に駆け付けるにも到着まで時間を要する恐れもある。

 そこで県警は、出動要請が重ならないよう遭難自体を抑えようと、安全啓発に力を入れる。春山の注意点などをまとめ、県内外の登山用品店などで配布する小冊子「春山情報」を三千部作り、昨年より五百部増やした。

 小冊子は二十九ページ。中央アルプスや八ケ岳など十一の山域の残雪状況や雪崩、滑落の危険性の高いエリアを紹介している。登山計画書の提出やヘルメットの着用も促している。

 県内約三十カ所の登山口には登山相談所を設ける。県警や山岳遭難防止対策協会の職員が山の登り方を指導する。

 注意喚起のため、動画投稿サイト「ユーチューブ」の県警公式チャンネルも活用。県警ヘリで四月中旬に残雪や雪庇(せっぴ)の様子を撮影し、その映像を載せた。

 県警の担当者は「春の登山は、夏や秋の山と違う。遭難しないよう事前に情報収集を徹底してほしい」と話している。

◆準備体調万全に 県警山岳救助隊・櫛引隊長に聞く

春山の注意点や山の残雪状況をまとめた小冊子を紹介する櫛引隊長=県警本部で
写真はソースにアクセス

 山岳救助を担う県内のヘリが減った今年の春山シーズン。県警山岳遭難救助隊は「登山者自身に身を守ってもらうことも重要」と呼び掛けている。四月から隊長に就いた櫛引(くしびき)知弘さん(42)に、春山ならではの危険性や遭難防止の方法を聞いた。

 -春山特有の危険は。

 春山はほぼ冬山と同じ。登り始めは汗をかくくらいでも、上は冬と変わらない気候。吹雪に襲われることもある。雪と岩が混ざっているような場所は滑りやすく、アイゼンが効かないこともある。

 装備がきちんとしていても知識や技術、経験が要る。いきなり三千メートル級に挑戦せず、登る山の標高を徐々に上げたり、同じ山でも夏や秋に経験を積んだりしてほしい。

 -遭難を防ぐには。

 事前準備の徹底や心構えで減らせる。遭難者の多くが「あそこで引き返していれば」と後悔する。遭難するかどうかの「分岐点」がどこかにあったということ。分岐点を見極め、引き返す勇気を持つことが重要だ。

 GWに遠方から来た場合、気象条件や体力的な問題があっても無理に登ることがある。だが、登山は旅行と違って自然が相手。命をかける必要はない。ベストコンディションで登ってほしい。

 -事故の傾向は。

 六十歳以上の遭難が多い。二〇一五年は全体の39・3%だったが、一六年は45・5%に伸びた。足腰は鍛えなければ衰える。足を滑らせた時、若い頃のように耐えられず、倒れてけがすることがある。多くは疲れがたまった下山時に起こる。

 情報をネットに頼る若い登山者にも注意を呼び掛けたい。ネットで知り合ったグループで登り、本名を知らないこともある。できれば最初はガイドを付けてほしい。山小屋に状況を聞くのも有効だ。

 -他に注意点は。

 携帯電話の電池切れ。一六年は携帯からの通報が八割を占めた。救助隊との連絡手段になる携帯は遭難者の命綱。低温だと電池の消耗が激しい。無料通信アプリ「LINE」や電話をむやみに使わず、できれば予備電池を持ってきてほしい。

 -県のヘリが墜落した。出動が重なれば救助が遅れるのでは。

 迅速に救助に向かうが、要請が重なれば可能性はある。県警ヘリで間に合わなければ他県に要請するが、地理に不慣れなのでリスクは高まる。啓発に力を入れ、遭難を抑えるのが最も大切だ。
 (竹田弘毅)
以上
4月28日の白馬大雪渓での雪崩は自然なものではないだろうに。あの場所と時間帯や状況から鑑みると登山者が引き起こしたと考えられる。そんな場所に救助捜索に行くのも命がけである。県警は救助要請があれば行かねばならない。1名が不明であるがあんな場所で横一列になってゾンデ棒を刺して埋設者を捜索するのは大変なことである。加えてヘリコプターの発する騒音も不安定な雪を刺激する。現場上空でのホバリングは報道関係者は自粛するべきだ。
だから遭難防止が重要になる。
白馬大雪渓は5月15日までは入るな、という掟があると聞いていた。雪崩に遭ったのは地元の登山者だから知らないはずはない。それでも行くのはなぜだろう。自分に都合の悪いことは起きないと考えているとしか思えない。
私は5月20日ごろ、山スキー納めで入った。雪渓は上辺の雪が融けてスプンカット状態だった。雪崩の心配はなくなっていた。閉口したのは落石の多さだった。スキー板の滑走面は傷だらけになってしまった。雪崩だけではなく、落石の恐れもある。世界の高峰を登攀した実績のある知人も5月中旬の穂高白出沢を10時ころ登っていて落石で死亡している。もう一人のアルピニストの知人も穂高のあずき沢で雪庇の崩壊とみられる雪崩に遭い、首の骨を折って死亡した。雪崩、落石はあると思わないと回避できない。
気温が高い日、雨が降っている、降った後、時間帯の行動は避けるべきだろう。登山技術というより判断力である。
春山の怖さを学ぶべし。

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[ 2017年04月30日 05:42 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

奥三河・寧比曽岳を歩く

段戸山牧場から眺める寧比曽岳(右)

 NHKの「ゆる山GO]の録画撮りは段戸湖から始まった。27歳といううら若き舘谷春香キャスターをガイドするという役目でカメラに向かってなにやら台本も持たず台詞をしゃべる。道道歩きながらしゃべることになる。林道のゲートから先が裏谷原生林の領域になる。
 ゲートを入った途端、せせらぎの方に大きなカメラを抱えたバードウォッチャーさんが屯していた。ははん、多数の車は彼らだったのだ。なにやら小鳥の営巣地があるらしい。
 そこを離れて少し先で超望遠レンズを持ったバードウォッチャーに出会った。スタッフが声をかける。小鳥談義をする。見せてもらうと鮮明な小鳥の画像にびっくりする。おそらく何十万円もするだろう超望遠レンズで撮影するのだろう。
 五六橋で右折、トイレの場所から山道へ入る。いよいよ核心部である。せせらぎに沿う山道はこころを癒される。細道がせせらぎに下りているので水辺に近づいた。下見では魚影があったが今日は見えない。ササやぶ越しに若草が見えた。対岸に渡るとバイケイソウだった。流れが変わったので湿地帯になり、少数ながらバイケイソウの群落になったのだ。日光に映えて若草が美しい。
 せせらぎを後に、道々樹木の大きさに圧倒される。樹齢200年から300年ともいう。明治維新の50年前からの樹齢になる。下見の際は芽吹きも少なかったが1週間で森林は若やぐ感じになり、芽吹き、花も増えた。但し、シロモジかアブラチャンなのか図鑑なしでは同定出来ないのが残念。小鳥のコロニーでもあるのか鳴き声も盛んだ。いくらも標高差はなく900mから1000mまでゆったりとした歩みを楽しむ。これが愛知県随一の原生林である。大迫力の映像になったのではないか。
 菜畑峠の乗り越しで一服。今までは矢作川水系でここからは豊川水系になる。山腹を巻くように檜の植林帯の水平道を歩く。途中で林道と交差する。そこの枯れ枝の配置から道迷い防止への見知らぬ登山者同士の配慮について説明する。
 さらに進む。湧水は飲んでいいと説明。駒鳥に続いて筒鳥が聞こえてきた。やや小さいと音声さんが嘆く。富士見峠の鞍部に着いた。小休止後、中電反射板の建つ1140m峰へ最後の登りが始まる。以前はササをかき分けて登らされたが、刈り払いされて、明るい。比高200mもないのですぐ到着。トイレが更新された。中電反射板を見にゆく。休み場には御料局三角点があった。かつては皇室の御料林の名残だ。
 緩やかに下って少し登り返すと三角点の埋まる山頂である。ここでもカメラに向かって舘谷キャスターと並び登頂の喜びをしゃべる。録画はこれで完了。やっと終わった。
 今日は山頂からのパノラマも素晴らしい。御岳、恵那山、南アルプスの巨峰群、北に目を転じると山霞みの中にぼうーっと浮かんだのは名古屋駅前のビル群だった。舘谷さんも大喜びだった。大多賀峠に下山した。
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[ 2017年04月28日 21:47 ] 愛知県の山 | TB(0) | CM(0)

雪崩事故に遭うのは勉強不足の場合がほとんど

那須雪崩1カ月 「天候変化への備え不可欠」 行かないという計画も必要 栃木
那須町で登山講習会に参加していた高校生らが雪崩に巻き込まれ、生徒と教員8人が死亡した事故は27日で1か月を迎える。長野県で40年以上、遭難防止の指導に当たってきた登山家、丸山晴弘さん(76)は「雪崩事故に遭うのは勉強不足の場合がほとんど」と警鐘を鳴らす。 (斎藤有美)

 「気象情報などで引っかかることがあったらとにかく行かないこと。行かないという計画を立てることも必要」

 長野県山岳遭難防止対策協会で講師を務める丸山さんは、雪崩は「自然発生」と「誘発発生」に分けられると説明。自然発生は、(1)横なぐりの風(2)多量の降水(3)気温の上昇(4)急傾斜(5)雪の下に丈の高い笹や草がある場合-の5つを挙げる。一方、誘発発生はヘリコプターの振動でも起きてしまうことがあるという。

 雪崩が人間の体に与える力は想像を超える。訓練で雪崩遭難の状況を作ると、「救助隊員に雪中に全身埋まってもらったところ、隊員は雪の圧力で手足を少しも動かすことができず、声すら聞き取れなかった。自由に手足を動かすことは難しいと思われる」。

 丸山さん自身も約40年前に雪山登山中、雪崩に遭った。「2回上に行ったり下に行ったりして失神した。太ももまで埋まり、身動きが取れなくなった」と振り返った。

 今回の雪崩事故については「春先には雪崩の遭難が本当に多い」と悔しそうな表情を浮かべ、問題点を指摘した。「春山は経験と自然の変化のミスマッチが多い。変化の起きやすい天候に対する装備が必要だが、薄っぺらな雨具を持参し、冬山用のジャケットを着ない人がいる。出発前から遭難しているケースがある」と準備不足で春山に臨む危険性を説く。

 一方、雪崩事故をきっかけに登山自粛の動きが出ていることについては首をかしげる。「過去の経験を生かして訓練を重ねていかなければ進歩しない。犠牲者のためにも適切な指導の下で、これからも山に登ってほしい」と訴えた。
以上
 雪崩れは前もって訓練ができない。埋設して疑似体験するくらいだろう。だから冬山経験何十年、海外遠征何十回のエクスパートでも雪崩で遭難死してきた。屈強のアルピニストもみな雪崩で死んでしまった。雪崩れ事故に遭って生き残った人でも記事中のことしか言えない。決め手はないので「行かない」という判断は大切になる。
 「行かない」という判断を勇気がない、アルピニストではない、指導力がない、経験者じゃないんじゃないか、とマイナスに考える人が多い。下手に冬山のベテランに祭り上げられて指導者になると大変だ。ラッセルの訓練をさせて体験を積ませたいという親心が仇になった。
 山は非情なので指導者やリーダーたるものはウソをついてでもリードするドライさが必要だろう。そういえば関西のある老舗山岳会が冬の乗鞍岳で新人訓練をした際、反対側の飛騨へ下ってしまった。リーダーは気付いていたがパニックにならないようにそのまま正しいとして下らせた。
 今回の事故は前日まで大雪だったことや生徒でも訓練続行に疑問を感じるほど悪天候だったことから長年の慣れから来る油断もあったに違いない。風下にあれば雪の吹き溜まりも出来やすいので樹林帯でも雪崩が発生する。過去の藤原岳の雪崩れ死亡事故現場も立木のないなだらかな斜面の末端で樹林帯に切り替わる微妙な場所だった。(奥美濃や北陸辺りの山ならば雪庇ができる)北西の風が運んだ雪が樹林帯に吹き溜まり登山者を待ち構えるかのように雪崩が襲ったのだろう。降雪中、降雪直後は入山しない、行動しない原則は不変の法則のようです。
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[ 2017年04月27日 19:52 ] 山岳遭難 | TB(0) | CM(0)

岩桜の咲く舟伏山を歩く

岩桜
 名古屋の金山駅前を7時に出発。東別院ICから高速道路をつないで、関広見ICへ。R418から神崎川をさかのぼり、夏坂谷に沿う林道を走る。登山口のあいの森には9時前に着いた。登山届を出して身支度すると9時には出発だ。この時期は平日というのに先着のマイカーが数台あり、われわれの後にも2台が着いたからにぎわっている。登山道周辺の急斜面の植林帯は皆伐されて殺風景なこと。
 早速、キケマン、菫の花がかれんな花を咲かせる。急斜面の登りなので転落と落石に注意しながら体をならす。一段落した台地で体温調整のため着るものを脱いだ。尚も登るとP621からの尾根に着いてしばらくでさくら峠に着いた。植えたものか、山桜が咲いていた。「さくら植ういにしへしのぶ峠みち」おかだ、くわばら、こもりと書いた俳句の立て札があった。以前は夏坂谷出合いの尾根からここまでが登山道だったらしい。
 うすぐらい植林内を登るとみのわ平だ。ミノワは『地名の語源』によれば曲流部や曲がった海岸・台地などの半円形の土地と説明される。各地に見られる。彷徨を誘う地形である。かたくりの葉が見えるが開花はまだ先だろう。今年は約1週間は遅れているようだ。山道がジグザグし始めると何やら写真を撮影中の数名のパーティに追いついた。そうか、ここが岩桜の群生地か。我々も立ち寄って写真を撮影した。登山道から3mほど離れた大きな岩から咲いている。桜花よりも一回り大きく、桃色も濃い目である。最初の群生地から離れるとすぐ先にも踏み跡が分かれるのでよく見れば岩桜がかたまって咲いている。同じ花だがまたカメラを持って撮影に行った。一人静も一緒に咲いている。
 岩桜群生地で堪能した後は山上の平に到達する。ここはヤブレガサ、バイケイソウの群落があった。残雪は見られない。明るい山頂に着いたのは11時47分だった。道草を食いながらいいペースで登れた。あいにく眺望は山霞みではっきりしない。残雪の能郷白山だけは同定できた。すぐ近くの立派な山容の山は大白木山だった。昼食後は西へ下った。山上に無数のクレーターのような蟻の巣があった。観察すると蟻地獄のような穴から1羽の羽蟻が飛び立っていった。俳句歳時記には蟻穴を出る、という春の季語があるからぴったりの場面である。平地の家なら白アリとかで大騒ぎになるが、自然の世界はあるがままである。
 尾根を下り始めるとバイケイソウやヤブレガサの群生地が交互に現れた。973mの小舟伏を乗り越す。この尾根は根尾松田に下ってゆく。尾根の先に枯れ枝を集めて左折を促すサインがある。残雪が20センチもあれば隠れる。間違って直進するからだろう、今は人間の背の高さに黄色い紐が樹間に張ってあるので否でも目につく。登山道はここから急降下してゆく。急斜面は芽吹きの雑木林になっている。シロモジの花も見える。足元には一人静がほほ笑む。足元にお気をつけてネ、と言ってくれるようだ。道谷への峠道の名残か、石仏の祠があった。登山道は杉の植林帯に入る。林道までは沢沿いに歩く。せせらぎの音に癒されるこの気分は良い。林道に着くと後は駐車場までいくらもない。汗もかかず、爽やかな山歩きだった。
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[ 2017年04月26日 07:48 ] 岐阜県の山 | TB(0) | CM(0)

鈴鹿・鎌ヶ岳下山しました

鎌ヶ岳
(三ツ口尾根から見る鎌ヶ岳)
鎌ヶ岳 無事下山しました。
三ツ口尾根は地図や書籍でもほとんど紹介されていません。
しかし、入口が分かりやすいためか、良く歩かれているようです。
何年か前に、途中の岩場が恐ろしくて引き返したのですが、今回は難なく通過できました。
これも志水さんにクライミングを教わっているおかげです。ありがとうございます。
風が冷たく、尾根上は強風の場所もあり、とても寒い思いをしました。
グローブをはめ、ウィンドブレーカーとして雨カッパも着用。
山頂には入れ替わり登山者が訪れ、常時5人から10人近い人でにぎわっていました。
鈴鹿スカイラインは開通していて、平日なのに、9時半には中道駐車場は満車でした。by I
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[ 2017年04月24日 15:18 ] 鈴鹿山脈 | TB(0) | CM(0)

立山黒部の自然 切手に 県内郵便局提案、販売 石井知事に贈呈

立山黒部の自然 切手に 県内郵便局提案、販売 石井知事に贈呈
 立山と黒部の魅力を伝えるオリジナルフレーム切手「自然の恵み とやま 立山黒部」をPRしようと、日本郵便大森郵便局(立山町)の中川清範局長らが二十一日、県庁を訪れ、石井隆一知事に切手を贈った。

 フレーム切手は、立山連峰とみくりが池の美しい景色をあしらった台紙に、八十二円切手を十枚セットにして販売。切手には「雪の大谷」や黒部ダムの観光放水、黒部峡谷トロッコ電車などをデザインし、愛らしいつがいのライチョウを描いたハート形のポストカードも付いてくる。

 県内の郵便局が、富山をPRしようと製作を提案し、二千五百六十セットを用意。十五日の立山黒部アルペンルート全線開通に合わせて販売を始めた。税込み千五百円で、県内の二百十郵便局で購入できるほか、立山駅(五月三~五日)や「となみチューリップフェア」(五月五日まで)の会場などでも臨時販売する。

 中川局長は「富山の雄大な自然をPRしようと作った。少しでも多くの観光客に富山に行きたいと思ってほしい」と期待。石井知事は「立山黒部の自然環境を生かしながら多くの人に来てもらえるよう取り組む中で、切手はありがたい」と感謝した。 (山中正義)
以上
県外でも買えるといいのにね。
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[ 2017年04月22日 12:04 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

奥飛騨・オサンババ(山中山)下山報告

オサンババ下山し、先程帰りました。
明宝スキー場から登りましたが、スキー場ゲレンデには、まだしっかり雪がありました。
しかしそこから先の雪原は、所々、今にもササヤブが顔を出しそうな状態。
今回、僕たちが歩くには、全くヤブの中を歩く事は無く、快適な雪上散歩が
楽しめましたが、これも今週いっぱいが限度かなと思います。
来週からはいよいよ、猛烈な激ヤブの世界になりそうです。

以上
オサンとは兎の意味。ウサンがなまったという。ババは馬場の意味で広いところになる。同じく飛騨の一等三角点の川上岳も点名は兎番場とかいった。オサンババも広かったと記憶している。以前は地形図では無名だったが、近年、山中峠に近いせいか、山中山という平凡な山名が付いた。古い登山者にはまだオサンババの方が通りがいいだろう。
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[ 2017年04月16日 23:16 ] 岐阜県の山 | TB(0) | CM(0)

春山登山、届けを出して気を付けて 滋賀で遭難相次ぐ

春山登山、届けを出して気を付けて 滋賀で遭難相次ぐ
春山のシーズンを前に、滋賀県内で山岳遭難が相次いでいる。4月上旬に発生した3件はいずれも登山届が未提出で、比較的軽装だった。ゴールデンウイークに向けて登山者の増加が見込まれる中、警察や専門家は登山届提出の徹底や十分な装備での入山を呼び掛けている。

 4日午後3時20分ころ、大津市の比良山系釈迦岳で大阪府の60代男性から道に迷ったと救助要請があった。大津北署によると男性は登山歴5年で、この山には10回ほど登っていたが、初めてのルートだった。想像以上に雪が深く道標が見えなかったという。上下ウインドブレーカーの軽装で、食糧も1日分程度だった。

 午後5時すぎ、男性はヘリに無事救助されたが、同署は「これは幸運な例」とする。男性の携帯電話のバッテリー残量が十分あり、電波が通じたためヘリが位置を特定でき、素早い救助につながった。

 4日に東近江市の鈴鹿山系藤原岳で救出された愛知県の20代の女性2人は、携帯電話の電波が届かない場所で道に迷い、通りかかった登山者に発見されるまで二晩を山で過ごした。この登山者が電波の届く場所まで移動して110番通報し、救助された。東近江署によると女性の登山歴は1、2年。トレーナーやダウンジャケットなど軽装だったが、多めに食糧を持参していたのが幸いした。

 滋賀県内では昨年、山岳遭難が70件、110人と件数、人数とも最多を記録。そのうち登山届の提出は16件のみだった。今回も、自力で下山したもう1件を含む3件とも未提出だった。

 登山届は県のホームページで提出できるほか、県警が協定を結ぶ日本山岳ガイド協会が運営するオンライン登山計画「コンパス」でも捜索に生かされる。「コンパス」は下山の登録がなければ関係者に連絡が入り、遭難の察知にもつながる。

 登山届があれば遭難時に捜索範囲を絞ることができ、人員も集中的に投入できる。県警は「登山届を出すには時間やルートなど計画を立てる必要があり、登山者自身の重要な準備にもなる。迅速な救助のため、必ず提出してほしい」と呼び掛けている。
以上
滋賀県も大都会に近く日帰り登山者の多い山系を抱える。鈴鹿の藤原岳の若い女性2名はどこで道迷いしたんでしょうか。天狗岩周辺かな。テーブルマウンテンといわれる藤原岳は山上が広いからガスが出ると地形図があってもRFが難しい。
ビバークの心得として十分な食料があって良かったですね。ダウンジャケットを持っておれば大したもんです。これを軽装とは言い過ぎです。道に迷ったら動かず、十分な食料と、水で凌ぎ、暖かい衣料とツエルトがあれば完璧。そして救助を待つ。
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[ 2017年04月16日 17:43 ] 山岳遭難 | TB(0) | CM(0)

山梨県、山岳遭難救助ヘリ有料化検討 月内に議論開始、条例化も

山梨県、山岳遭難救助ヘリ有料化検討 月内に議論開始、条例化も
後藤斎知事は12日の会見で、安全登山に関する検討委員会を今月下旬に設置すると表明した。県内では山岳遭難の増加が深刻な問題となっており、防災用ヘリコプターによる救助の有料化、登山計画の届け出を促す対策などが議論の焦点となりそうだ。今年の冬山シーズンに間に合うように、条例化も含め検討する。

 後藤知事は検討委について「最大の目的は登山者の安全」と強調。山岳関係者や市町村、有識者などで構成するという。

 防災ヘリの有料化は、埼玉県議会で3月末に可決、成立した遭難救助費用の受益者負担(5万円程度)を盛り込んだ改正条例が全国初。知事は「検討委でもこれを参考に課題を整理したい」と、有料化の導入に前向きな考えを示した。

 山岳遭難の救助は、県防災ヘリ、県警ヘリのほか、他都県の応援部隊が行うケースもあるが、埼玉では県防災ヘリだけが対象。出動時1時間当たりの燃料代を根拠に負担額を設定した。

 このため、有料化しない警察や他都県のヘリとの公平性などを問題視する指摘もある。

 また、知事は登山届について「多くの登山者から、届け出が出されていない。この現状を解決しなければいけない」と強い危機感を示した。

 その上で「いろいろ啓発活動をしているが通じない。次にどうするかを検討したい」と述べ、届け出の義務化も含む対応強化の必要性を示唆した。

 県警によると、平成28年の県内の山岳遭難事故は149件、遭難者は160人に達し、いずれも統計が残る昭和40年以降で最悪となった。また、昨年12月から3月までの冬山登山では、遭難事故が28件(前年同期18件)と大幅に増加した。この間、9人が死亡し、30人が負傷した。

 県防災ヘリ有料化については、富士山の遭難増加に悩む富士吉田市の堀内茂市長が5日の会見で、「安易な登山の抑止効果がある」と導入を求めた。県はこうした動きを受け、検討委のテーマに加えた。

以上
 いよいよ、山岳都の山梨県まで有料化の検討に入った。山梨県といえば、南アルプス、富士山、八ヶ岳、奥秩父、御坂山地、丹沢山地にまで及ぶ。日本三百名山級の山々も多数抱えて登山者が多い。その上名山詣での登山者は初心者から中級者までいて遭難する人が多いようだ。登山届を出さない登山者の遭難に手を焼いているのが現状と見られる。これを解消するためには有料化にして意識を覚醒させようというわけだ。
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[ 2017年04月13日 18:31 ] 山岳遭難 | TB(0) | CM(0)

「伊勢湾を遠望」 誕生山、ネットで評判

岐阜新聞 「伊勢湾を遠望」 誕生山、ネットで評判
 岐阜県美濃市極楽寺の誕生山(502メートル)が登山者らの関心を集めている。住民有志が山頂に設置した木製の展望デッキからの眺望が評判で、ネットの登山サイトなどを通じて山の魅力が広まっている。有志の中心メンバー村井純生さん(68)は「みんな手弁当。山登りをする人に喜んでもらえてうれしい」と話す。

 誕生山は主に三つの登山道があり、約1時間で登れる。パワースポットには岩場をしたたり落ちる水滴が心地よい音を奏でる「宮川源流」がある。誕生山と同市大矢田の天王山(538メートル)の縦走も人気を集めている。

 村井さんの知人が5年ほど前から登山道の整備を始めたのをきっかけに、現在は有志4人で登山道の休憩場所の整備や頂上付近の雑木の伐採などを行っている。昨年1月から展望デッキの整備に取りかかった。

 材料には山から伐採して製材したヒノキを使用。休憩できるように手作りの長椅子や丸太の椅子も置き、展望スペースを広げた。今年に入ってデッキの増築工事を行うなど、頂上全体の見晴らしが良くなるように工夫している。村井さんは「空気が澄んだ時期には伊勢湾まで見える。立ってみると思った以上に高度感があると思う」と自信を見せる。

 登山者らのネット発信などで眺望の良さが知られるようになり、登山客が増えた一方で、登山客が山に持ち込んだごみの放置が目立っているという。村井さんは「来た時よりもきれいにして下山してほしい」と呼び掛け、「今後も安全に登れるようにロープの設置や橋の架け替えを進めたい」と話した。
以上

 山名は日本神話に登場する神様同士の結婚で産まれた神様生誕の故事に由来するという。昨年も若い知り合いに赤ちゃんが産まれたというので、大きくなったらこの山に登ろうと誘ってあげた。比高400mほどなのでゆっくり登っても1時間余り。等高線を見ると結構尖っている。写真をみても尖峰だと分かる。高度感があって眺めも良いから人気が出る所以だろう。
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[ 2017年04月10日 23:43 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

無届け登山で罰則初適用 岐阜県、過料5万円

無届け登山で罰則初適用 岐阜県、過料5万円
 岐阜県高山市の北アルプス・西穂高岳で3月上旬に遭難した県外在住の男性が、県山岳遭難防止条例で義務化された登山届の提出をしていなかったとして、県は6日、男性に過料5万円を科したと発表した。処分は3日付。同条例の罰則規定が適用されるのは初。

 県によると、男性が遭難して警察に救助されたため、無届けが分かった。県は2014年12月、同条例を施行。罰則規定は周知期間を経て昨年12月から施行していた。県は北アルプスのほか、御嶽山や焼岳、白山の登山者にも登山届の提出を義務付けている。

 富山県や群馬県でも、無届けの登山者に同じような罰則規定を設けた条例を施行している。

(中日新聞)
以上
遭難を防止するために設けられた登山届。条例を守らない登山者には痛い適用でした。登山計画書もなく、漠然と登山したんでしょう。西穂高岳はロプウェイがあるため楽に登れる。冬山に挑むという覚悟もなく登山すれば遭難する前に遭難していると言える。
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[ 2017年04月07日 09:01 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)
プロフィール

東海白樺山岳会

Author:東海白樺山岳会
 1962(昭和37)年に名古屋市交通局の有志数名が設立。その後一般社会人の親睦の登山クラブとして継承されてきた。40歳代から80歳代の男女約24名(2016年11月現在)が年間を通じて計画的に実践。
 三河、美濃、鈴鹿の日帰り登山、岩登り、沢登り、山スキー、冬山以外にも夏山縦走も楽しむ。皆で誘い合い日本百名山、日本三百名山を目指す会員もいる。個人の志向でぎふ百山、信州百名山、富山百山、一等三角点のピークハントを目標にする会員もいる。
 例会は第1水曜日(都合で火曜日になることがある)に名古屋市中区生涯教育センターで夜7時から8時30分まで。会合は山行への参加を募る重要な場なのでなるだけ出席を。欠席者にはメール、郵便、ファクスで伝達。会報も年間4回発行。総会(事業報告、役員改選、会計報告、規約改正など)は4月に実施。
 イベントは1月の新年会(町)新入会員の入会に応じて新人歓迎会(山で)、年末は忘年山行(1泊2日)、登山、岩登りの初心者の指導練習も適宜練達者のリードで実施。
 会費年間3000円。入会金2000円。別途山岳共済保険加入のための岳連会費と保険料要。現在会員募集中。問合先090-4857-9130西山まで。メールフォームからもどうぞ。

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