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東海白樺山岳会ブログ

愛知県名古屋市にある山岳会です。仲間を募って山に登る会の運営、会員の登山記録、行事等の活動を発信しています。

拡散!【緊急】皆さんにお願いです。(りんどう山の会)

りんどう山の会のHPから全文を転載しました。又、コメント欄には遅れてきた新人さんからナカガワヒロユキさんのツイッターの紹介がありました。そこには本人の顔などの情報が書き込まれています。一日も早い発見につながるように当ブログも拡散に対応しました。
【至急】行方不明登山者の情報提供
2016年12月11日
中央アルプス木曽駒ヶ岳へ入山したと思われる男性が行方不明となっています。
 男性の知人が、必死で探しております。何か情報をお持ちの方はご連絡をお待ちしております。

 【緊急】皆さんにお願いです。

 中央アルプス木曽駒ヶ岳に入山したと思われる登山者の情報を求めています。
 お心当たりの方は、当方へ連絡をしてください、関係者へ情報提供いたします。

 さらに、このブログの拡散をお願いします。


 以下は、行方不明者の複数の友人からの呼びかけです。全文、原文のまま掲載します。ご協力をお願いします。


【Aさんより】
12月5日月曜日より行方不明になっており、遭難したと考えられます。
4日に西穂高に登り、5日に木曽駒ケ岳の駐車場へ移動、ロープウェイを利用しそこから日帰り登山を予定したものと考えられます。

12月4日に西穂高を登った方、5日に木曽駒ケ岳を登った方等から、情報を頂ければと思います。
見かけた、すれ違った等どんな情報でも構いません。
何時でも構いませんので、ご連絡をお待ちしております。

12/9 12:26 追加情報
千畳敷-木曽駒ヶ岳ピストンの計画書が出ています。
12月5日 11時過ぎに(場所不明)で追い越された方が、
   12時頃に中岳付近にて戻ってくるのを見かけた
というのが最後の情報です。
この後宝剣岳に行った可能性も高いです。
黒いTシャツらしき恰好に黒リュック。

【追加情報】
12月5日
駒ケ岳山頂付近で登りと下りの様子です。
下りの時には上着を着ているのが判明しました。
画像提供者によると、千畳敷で登りの足跡はあったけど下りの足跡は無かったとのこと。伊那前岳方面に降りた可能性があります。宝剣岳の可能性も捨てきれませんが。
引き続き情報を探しています。
【Bさんより】
はじめまして。B子と申します。
お忙しいところ恐れ入ります。

今回の記事で遭難されてる男性が、私の友人の婚約者という事が分かりました。
Facebookで情報を呼びかけており、少しずつですが足取りが分かってきたところです。
ですが、未だに発見されない状態です。

可能であれば、最新の情報をこちらのサイトに載せていただければと考えご連絡いたしました。

(下記の文章はFacebookに公開されてる情報を整理したものです。)
◼︎4日に西穂高に登り、5日に木曽駒ケ岳の駐車場へ移動、ロープウェイを利用しそこから日帰り登山を予定したものと考えられます。

◼︎千畳敷-木曽駒ヶ岳ピストンの登山計画書が出ています。

◼︎12月5日 11時過ぎに(場所不明)で追い越された方が、12時頃に中岳付近にて戻ってくるのを見かけた
というのが最後の情報です。
(この後宝剣岳に行った可能性も高いです。)

◼︎遭難当時の服装
黒いTシャツらしき恰好に黒リュック。赤い上着。
赤いヘルメット、その下に蛍光の黄色と黒のバンダナ。
オレンジ色のタオルを首に巻いてる。

遭難当時の写真も公開されており、赤い上着を脱ぎ、黒の半袖Tシャツだけでいる写真もありました。
体型は痩せ型です。

突然のご連絡で不躾なのは十分承知しております。
ご迷惑であれば返信自体も不要ですので、よろしくお願いいたします。


【Cさんより】
はじめまして、Cと申します。
12月9日付けの木曽駒遭難の件ですが、私の友人であり、現在情報提供を呼びかけています。コメント欄でのやり取りを拝見しましたので、現在把握している情報を送信させて頂きます。広く情報提供頂けたらと思います。

・千畳敷-木曽駒ヶ岳ピストンの登山計画書が出ている
・12月5日 11時過ぎに(場所不明)で追い越された方が、12時頃に中岳付近にて戻ってくるのを見かけた
・黒いTシャツらしき恰好に、グレーのパンツ、黒リュック、赤いヘルメット。赤い上着の可能性もあります。

写真等もご提供できますので、掲載出来るようなら連絡願います。
些細な情報でも構いませんので、情報有れば教えて頂けたらと思います。


【Dさんより】
【情報収集 拡散希望】
〇〇さんですが、12月5日月曜日より行方不明になっており、遭難したと考えられます。
4日に西穂高に登り、5日に木曽駒ケ岳の駐車場へ移動、ロープウェイを利用しそこから日帰り登山を予定したものと考えられます。
(ロープウェイの利用はまだ確定した情報ではありませんが、恐らく利用しただろうとのこと)
千畳敷-木曽駒ヶ岳ピストンの登山計画書が出ています。
12/5 11時過ぎに(場所不明)に追い越された方が、
   12時頃に中岳付近にて戻ってくるのを見かけた
というのが最後の情報です。
黒いティシャツらしき恰好
もしくは前日には西穂高に登頂しているので、
かっこは前日のまんまだと思います。
宝剣岳、もしくは伊那前岳の帰路の可能性があります。
12月4日に西穂高を登った方、5日に木曽駒ケ岳を登った方等から、情報を頂ければと思います。
見かけた、すれ違った等どんな情報でも構いません。
関係機関に連絡ください。
 以上です。皆さんのご協力をよろしくお願いします。

管理人から
・古い話ですが、夏、宝剣沢を遡行した際、源流部の急斜面に近づくにつれて、登山者の落とし物(オーバー手袋など)を何点か見た。あそこはひょっとして冬山登山者が滑落し易い沢なのかも知れません。記憶がありませんが、宝剣岳へ通過する際、漏斗状になっている北西面は凍結が厳しいから要注意です。
・3月、山スキーで乗越浄土から黒川へ滑降したことがあります。北西面ゆえに全面アイスバーンでしたから姿勢を低くしてサイドスリップで底部まで滑りました。エッジの食い込みは殆どないほど凍結していました。地形図を眺めると北へ滑落したとも考えられます。尾根で滑落するとアイスバーンのカール地形を駒飼の池まで一気に滑落し、途中の突起した岩で打撲するとダメージが大きい。池の直下には滝があります。積雪期はつながっています。捜索はされていると思います。が、改めて捜索する際、アイゼン、ピッケルで下降する場合は滑落停止の技術のある人のみの世界です。スタカットクライミングで確保し、慎重に登下降したい。
・中央アルプスの東面は降雪、融雪、凍結、降雪の繰り返しだと考えられます。雪の少ない年は凍結が隠れた積雪に注意したい。
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[ 2016年12月31日 19:47 ] 山岳遭難 | TB(0) | CM(2)

滑落の28歳男性死亡 長野・中央アルプス

日本テレビ系
長野県の中央アルプス・伊那前岳で登山をしていた男性が約300メートル滑落し、死亡した。

 死亡したのは、神奈川県横浜市の会社員・中野晃太さん(28)。30日正午過ぎ、中野さんは中央アルプス・伊那前岳に2人パーティーで登っていたところ、稜線(りょうせん)付近から約300メートル滑落した。中野さんは警察などに救助され、病院に運ばれたが、全身を強く打ち、31日午前2時過ぎに死亡が確認された。

 30日は登山者の滑落事故が相次ぎ、中央アルプス・宝剣岳では兵庫県神戸市の女性(32)が右足の骨を折るなどの重傷。また、八ヶ岳連峰赤岳の地蔵尾根では東京都の女性(38)が右ひじの骨を折る重傷を負っている。
滑落の28歳男性死亡 長野・中央アルプス


他に北アルプスの槍ヶ岳でも滑落事故が発生していると報じられている。

雪が少ないと滑落事故が多くなり、雪が多いと雪崩事故が多くなる趨勢がある。
雪が少ないということは降った雪が一旦は融けて凍結し、その上に降雪があると滑落することになりやすい。
アイゼン歩行のトレーニングは通常、雪の上でやる。氷とか岩の上でもやると良いが。
伊那前岳は尾根上のピークで降雪は吹き飛ばされているだろう。
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[ 2016年12月31日 19:21 ] 滑落 | TB(0) | CM(0)

赤沼千尋『山の天辺』を読む

 赤沼千尋は黎明期の北アルプスの燕岳に登山小屋を建設した人である。『山の天辺』(昭和50年、東峰書房)は折々に書いた随想集の体裁となっている。扉には畦地梅太郎の版画「雪渓に立つ」「燕山荘」が挿入されている。序文は『たった1人の山』の浦松佐美太郎が書いた。
 今回特に書き残したいのは、「山男と遭難」の文に山小屋経営者ならではの秀逸なエピソードがあるのを見つけたからだ。
抜粋すると
「人生ことごとく運である。
山岳遭難もまた運である。」

「ことに雪山、それは荒れた日には、眼も開けられぬ恐ろしさに総毛立つ魔者となり、晴れた日と雪崩と言う武器で、音もなく襲いかかる狡猾な肉食獣となることがある。登山する人間にとって、このような山の災厄から逃れられる唯一の道は、天候などの条件のよい日に登山する以外はない。
 そして、早く登山したいはやる心を押さえながら、良い天候を待ち続ける忍耐心と、待ちに待つ時間がとれるかどうかということが問題なのである。
 冬山は夏山とは違った生き物である。景観も通路も異なり、気象に一喜一憂しなければ、あっと言う間に風雪に吹かれて道に迷い込み、或いは雪崩の巻き込まれるのである」

 黒部の一帯を映画に撮影した名古屋の登山家・伊藤孝一著『狸囃子』からの引用から
「流動を停止した雪崩は、人間の眼には解らないが、停止と同時に力強い圧縮を開始するものである。故に、雪崩れている最中か、又は停止直後に、雪の中から泳ぎ出るか、或いは助け出されルカでなければ、忌まわしい結果が生じる。以下略」
「その夜、(佐伯)平蔵が雪崩に衝かれたら、押されるままにしていてはならぬ。足は飛んだり跳ねたり、手は眼の前を掻いて泳ぐように動かし続けることを忘れるな、と戒めた語り草は、生新しい体験が生んだ不滅の金言として、炉辺に居並ぶ全員の心の髄まで染み込んだ。」

 次は百瀬慎太郎遺稿集『山を想えば』からの引用
「前略、雪崩れに遭った時はいちはやくスキーを脱ぐ事が肝要だと言われる。これが咄嗟の場合によく行われ得る事だろうか。山田二郎氏(筆者注:慶応大学山岳部OB,マナスル隊員、元JAC会長)もこの試みを直ちに実行しようとして、右足のスキービンディングを脱いだ瞬間やられたのであった。それほど雪崩のスピードは速いものであった・・・。」

 以上の引用の後で赤沼自身の言葉は
「こんなエキスパートでも責任感が厚く、良い人たちが雪山に消えて行ったのである。今時の装備と比べれば誠にプリミティブなものであったが、然し登山の熱意と鍛錬並びに事前の準備は大変なものであった。それにも拘らず遭難した。そこには何か抗し難い運命のようなものが感ぜられる。」
と結んだ。
 単に思い出話や自慢話に終始しないで山と人生を語った名著の予感がする。今のところ本書は古書でしか入手できない。(愛知県図書館の横断検索をかけても1冊も蔵書がなかった。)中公文庫、岩波文庫辺りが文庫本化して欲しい。
 他に登山史から忘れられたような伊藤孝一の親友でもある。伊藤は厳冬期の北アルプスを縦走且つ映画撮影行という破天荒な登山家だった。赤沼は黒部の精通者として百瀬慎太郎とともに案内人役で同行した証人である。
  
評伝 
 
 伝記小説





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[ 2016年12月30日 10:16 ] 山岳名著 | TB(0) | CM(0)

気球とドローンで雪崩遭難者を探す――ソフトバンクが北海道で公開実験

ケータイWhtachから
ソース:気球とドローンで雪崩遭難者を探す――ソフトバンクが北海道で公開実験
 ソフトバンクは12月19日、北海道・倶知安町で気球とドローンを使った実験を公開した。どちらも基地局と端末の中心を中継する「中継局」で、雪山での遭難者を探索するのが目的だ。

 実験は、試験事務として総務省北海道総合通信局が主催しており、これをソフトバンクが8月31日に受注した。「雪崩などでの遭難事故が増えており、雪に埋もれた状態の遭難者を、迅速に救出するのが非常に大事になっている」(総務省北海道総合通信局 局長 中道正仁氏)のが、その背景だ。
以下はソースにアクセスする。

 実用化されると良いな。雪に埋没すると生存は約20分。首つり自殺と同じで救出されても脳に障害が残るとも聞く。一刻も早い救出が望まれる。一方で、登山者の側も雪崩に遭わないように大雪の降雪直後は登山を回避するなどの警戒心を持ちたい。
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[ 2016年12月19日 22:09 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

登山届 ネットで提出27%増 遭難時、素早く救助 県が推奨 将来は紙廃止も /長野

WEB版毎日新聞から
ソース:登山届 ネットで提出27%増 遭難時、素早く救助 県が推奨 将来は紙廃止も /長野 
入山前に行動予定を記入する登山計画書(登山届)について、インターネットで提出する登山者が増えている。7月1日施行の県登山安全条例で登山届の提出が義務化された影響とみられ、インターネットでの提出は遭難時に登山者情報をより早く把握でき、県は今後も利用を促す。【巽賢司】

 県山岳高原観光課によると、今年7~10月、県のインターネットサイト「ながの電子申請」で提出された登山届は7222件(2万7270人分)だった。昨年7~10月の5665件(人数不明)に比べると27%増えた。最盛期の7、8月の件数は昨年比で42%増だった。ネット以外も含めた全体の提出件数については、昨年の月別件数が不明で、増減は比較していない。

 県登山安全条例では、県が指定する指定登山道を通る際、登山者は行程や緊急連絡先を書いた登山届を提出しなければならない、としている。登山者が遭難した場合、警察などは登山届を参考に捜索・救助する。登山口にはポストがあり、紙でも提出できるが、紙の場合、遭難時などに関係機関が回収に出向く。ネットでの申請ではこうした手間を減らせる。

 現状は紙での提出が主流で、今年7~9月に提出された9万6591件(25万5377人分)のうち、登山ポストでの提出が76・6%と最多。「ながの電子申請」は9・3%で、日本山岳ガイド協会のサイト「コンパス」なども含めると、ネットでの提出は17・4%だった。

 県山岳高原観光課の担当者は「ネットの提出であれば緊急時に素早く届けの内容を把握でき、素早い救助につながる。回収にかかる人的コストも削減できる。ゆくゆくはネットでの提出を主力にし、そうなれば紙での提出を廃止することも検討する」としている。
以上
 そうか、スマホを使いこなす若い人やデジタル時代に抵抗のない登山者にはネットが便利ということだろう。
 一方で、紙媒体中心の登山者には敷居が高いと映る。しかし、問題はこうした情報から疎外された登山者を網羅するにはどうするかという視点が欠けている。概ね70歳以上の登山者は山岳会に所属する人以外は旅行会社に頼っていたが近年では遭難の責任の大なるを意識してか、お客としても直近のキャリアのない70歳代は断る傾向にあると聞いた。つまり若いころは槍だ穂高だ、と頑張って登山歴を誇っていた人はいいお客だった。しかし、スポーツの常で常時登山していないと体力は落ちる。なまじっかな経歴をひけらかす人は始末に悪い。
 遭難する年齢層は60歳代を中心に70歳代にある傾向が続いている。遭難しにくい年齢層の登山届が増えても効果はないわけではないが全体としては抜本策にならない。
 電子申請はあらかじめフォームがあり、そこへ入力していくだけだが、一々、カーソルを移動しないとやれない。私はそこが面倒で1回で止めた。それにコピーをとれないこと、PCで下書きした計画書を貼りつけることもできないこと、PCで慣れた様式で自由に計画書を作成し添付ファイルで送信する方法が良い。当局が電子申請を促したい理由は分かったがもっと改良がひつようであることも付け加えておく。


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[ 2016年12月17日 19:12 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

平成29年の干支は酉年!干支由来の登山はどこへ?

先日の定例会で正月山行を募ったら来年の干支にちなむ山の希望が多かった。
そこでとり年の山名をピックアップすると
以下順不同
1 鈴鹿   野登山 別名が鶏足山なので
2 奥三河 白鳥山 この山は1月7日の正月山行に決定しました。
3 烏帽子岳は各地に点在する
  鈴鹿 烏帽子岳
  奥美濃 烏帽子山1242.2m 登山道がないので残雪期になる。
  奥美濃 鳥ヶ東1316.3m   以前は黒壁山と呼んでいた。ここも登山道がないので烏帽子山とセットで登る。
  奥美濃 烏帽子岳1625.2m 長良川の支流の吉田川の源流の山で積雪期ならば可能。
  中ア前衛・烏帽子ヶ岳2195m
  木曽山地・烏帽子岳1952m
  奥美濃・母袋烏帽子岳1341m
4 伊那谷・阿智村 高鳥屋山1398.1m
5 奥三河 鳳来寺山
6 奥三河 小鷹山
7 奥三河 鷹ノ巣山(旧段戸山)
8 東三河 鳶ノ巣山
9 木曽山地 ハト峰
10 東濃 鳩吹山
11 奥美濃 鷲ヶ岳
12 台高山脈 烏岳
13 台高山脈 鷲嶺
14 日本アルプス
   南アルプス 農鳥岳
           鳳凰山
           鶏冠山
           烏帽子岳  
           鳥森山
           烏帽子岳(駒ヶ岳山系)
   北アルプス 燕岳
           鶏冠山
           鷲羽岳
           烏帽子岳
           白鳥山(栂海新道)
           鵯峰
15 その他    鳥甲山
           鳥海山
           
   
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[ 2016年12月08日 16:09 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

富士山7合目付近で登山者が遭難?滑落を目撃した人からの通報で山岳救助隊が捜索

MORE NWESから
富士山7合目付近で登山者が遭難?滑落を目撃した人からの通報で山岳救助隊が捜索

この時期は富士山の滑落死亡事故が多発する。
日本で一番早く降雪があるので滑落停止訓練に登られる。
九州はもちろん、北海道からも来るという。
なぜこんなにも多いのか。
客観的には
・標高が高く、空気が薄い。
・頂上にちかづくに連れて傾斜が急になる。
・降雪が一旦解けて氷化する。
登山者側の問題は
・冬山は今シーズン初めてで体が寒さや強風に慣れていない。
・アイゼンやピッケルの使い方に慣れていない。
・アイゼンやピッケルの爪先を手入れせず、氷に対応できていない。
などが複合的にからみあい遭難すると思われる。
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[ 2016年12月06日 08:05 ] 滑落 | TB(0) | CM(0)

北ア、あす(12/1)から罰則 登山届の未提出や虚偽に

岐阜新聞から
◆白山も提出義務化

 岐阜県山岳遭難防止条例で登山届の提出が義務づけられている北アルプスなどで12月1日から、届け出をしなかったり、虚偽の届け出をしたりした登山者に5万円以下の過料を科す規定が適用される。また、白山の県側でも登山届の提出が義務化される。

 条例は2014年12月に施行。御嶽山の噴火を受け、昨年4月に活火山の御嶽山や焼岳が登山届提出義務化の対象地域に追加された。施行から2年以内に罰則規定を適用するとしていた。

 対象エリアは、通年で北アルプスの西穂高・奥穂高区域、滝谷区域、穴毛谷区域のほか、御嶽山と焼岳のそれぞれ火口域から1キロ以内。12月1日~4月15日の期間は、北アルプスの他の区域も対象となる。白山でも2年以内に同様の罰則規定を適用する方針。

 県は、ポスターや看板を設置するなど登山者への周知を図ってきた。県防災課は「登山届は事前の準備を万全にしてもらうとともに、万が一の際の安否確認につながる」と提出を呼び掛けている。
以上
岐阜県北アルプス地区及び活火山地区における山岳遭難の防止に関する条例
以上
 登山届を義務化して且つ違反者には罰金を科する規制が開始された。これまでも登山届の周知活動は活発に行われていたが罰則がないためか十分ではないと聞く。より徹底しようということである。
警察側即ち岐阜県側からの立場では家族から捜索願いが出されたら動かざるを得ない。そこで登山届が出ておれば計画のルートを追って捜索活動ができ絞れるから短期に発見が可能になる。出ていなければ着手すらできない。
例えば山スキーの好きな知人がある山に登山届を出した。1月中旬のことだ。帰ってこないので家族が捜索願を出したものの、登山口には車がないと分かった。車は北アルプスの白馬47スキー場の駐車場に置かれていた。天気が悪いのでゲレンデスキーに変更したのは良いが、ゲレンデだけで収まらず、村尾根のバリエーションルートに入ったらしい、と推測された。また、法大スキー小屋から南の尾根に滑降したとも推測された。最初は県警ヘリが空から捜索してくれたが絶望視された。私も4月から捜索隊に加わって考えられるルートを下ったが発見できなかった。結局6月になって村尾根の左の沢の中で遺体で発見された。5月GWに一度ならず捜索したが硬くて深い雪に埋もれていたのだ。
この事例も未届けに当たる。岐阜県の条例は捜索救助で運よく救出されて、登山届が出ていなければ罰則が適用されると解した。死体では責任を問えない。何よりも捜索に要した費用は遺族の負担になるという事実。県警ヘリの捜索は税金で賄われるから本人や家族に負担はない。存命なら助かる。但し、遺体の捜索は友人であっても無償と言うことはない。
万一の遭難に備える意味で登山届提出の意味は大きく深いものがある。
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[ 2016年12月04日 08:37 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

ビバークと焚火の技術

 道に迷って正しい登山道に戻れなかったらどうするか。あるいは安全圏に入れなかったらビバークも登山技術の重要な一つである。進退窮まればビバークすることになる。不二露営とも言う。ツエルトを被る、合羽を着る、セーターなど防寒着を着るなど保温に努めることになる。コンロがあれば白湯を沸かして飲む、あるだけの食料はメンバーで分かち合うことも重要だ。大人数なら弱った人に配慮することも重要であろう。

 2003年11月の最も日が短い時期に房総半島のハイキングで道迷いからビバークになり、下山口で待機していたバスの運転手がスワ遭難と警察に届けたことで大騒ぎになった。房総半島なので大したことはないが人数の多さと高齢者が多くいたことでメディアが批判的な記事を流したことが騒ぎに拍車をかけた。
以下は当事者のHPである。

石尊山 何故林道から戻ったか?
石尊山騒動顛末記
「ビバークは悪か」を一読しておこう。

結局、新ハイのような団体は多人数の参加者を得て楽しいのですが、人間関係が希薄になりやすい。
登山のことを知らないバスを使ったことで予定時刻に下山しないから運転手があわてて連絡した。
メディアがコメントを求める識者、山岳団体の長、著名登山家は海外遠征、冬山、岩登りなどの登山技術の秀逸な登山家が多く就任する。高い山のことは知悉していても低い山の実情はほとんど知らないことが多い。高級料理屋で牛丼を注文するようなもので的確なコメントができるものではない。

 山の中のビバークはなるだけ風の当たらない岩陰とか安全な場所を選びたい。焚火は暖かいこと、明るいことで生存への希望をつなぐ意味で重要なサバイバル技術である。基本はマッチかライターが必須。古新聞紙を種火にして枯れ枝、流木、などを燃やす。場所は延焼の恐れがないこと。地面は乾燥していること。舗装路面、大きな岩の上、小石を敷き詰めてならしてもいいだろう。火勢がついたら青葉、生葉でも燃える。古新聞紙の代わりに牛乳パックも良い。高級パルプ材で内側にはナイロンコーティングもしてあるから良く燃える。下山する際は砂や石をかぶせて火事にならなように後始末を絶対にしておくことだ。

 ビバークの下山後は関係者への連絡・報告と謝罪が欠かせない。メディアが聞きつけて取材に来たら担当者を決めて対応すること。捜索隊が編成されておれば謝礼の話もすることになる。ビバークは覚悟が要る。
 だからその前の登山届や更に事前のルート調査へとなる。ルートが不確かな場合は足が揃っていて意思疎通の可能なメンバーに絞ることだ。力量の分からない人まで連れて行くとこうなった場合が大変だ。
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[ 2016年12月01日 10:09 ] 山岳遭難 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

東海白樺山岳会

Author:東海白樺山岳会
 1962(昭和37)年に名古屋市交通局の有志数名が設立。その後一般社会人の親睦の登山クラブとして継承されてきた。40歳代から80歳代の男女約24名(2016年11月現在)が年間を通じて計画的に実践。
 三河、美濃、鈴鹿の日帰り登山、岩登り、沢登り、山スキー、冬山以外にも夏山縦走も楽しむ。皆で誘い合い日本百名山、日本三百名山を目指す会員もいる。個人の志向でぎふ百山、信州百名山、富山百山、一等三角点のピークハントを目標にする会員もいる。
 例会は第1水曜日(都合で火曜日になることがある)に名古屋市中区生涯教育センターで夜7時から8時30分まで。会合は山行への参加を募る重要な場なのでなるだけ出席を。欠席者にはメール、郵便、ファクスで伝達。会報も年間4回発行。総会(事業報告、役員改選、会計報告、規約改正など)は4月に実施。
 イベントは1月の新年会(町)新入会員の入会に応じて新人歓迎会(山で)、年末は忘年山行(1泊2日)、登山、岩登りの初心者の指導練習も適宜練達者のリードで実施。
 会費年間3000円。入会金2000円。別途山岳共済保険加入のための岳連会費と保険料要。現在会員募集中。問合先090-4857-9130西山まで。メールフォームからもどうぞ。

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