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岐阜県鬼岩についての報道の件につきまして
ソース:岐阜県鬼岩についての報道の件について
2016年6月14日、「岐阜県と愛知県にまたがる飛騨木曽川国定公園内にある鬼岩公園で、国の天然記念物に指定されている巨石群「鬼岩」の1つにロッククライミング用の「ハーケン」と呼ばれるくさび2本が打ち込まれているのが見つかった。鬼岩公園のある岐阜県御嵩町は文化財保護法や自然公園保護法違反の疑いもあるとして調べている」との報道がありました。
これらの事実関係につきまして確認できたことをご報告いたします。
・該当となっている人工物(「ハーケン」と報道表記)は、雑誌『岩と雪108号』(1985年発行)、ならびに『岩と雪123号』(1987年発行)に発表されている「鬼岩劇場」1ピッチ目の終了点に存在する。
・「鬼岩劇場」の存在する岩は、鬼岩公園内殆どの岩と同様に天然記念物指定となっており、許可無く現状変更を行なってはならない、とされる。
・従来既設の終了点は、リングボルト、RCCボルトで構成されていた。
・当該の終了点が老朽化したために、3年9ヶ月前にこの地を登るクライマーによって自発的に“リボルト“された。今回指摘されている“ハーケン”はこのハンガーボルトを指している。
・行為者は既に、御嵩町役場、ならびに所轄警察署に対し自ら名乗り出ており、任意聴取に対応中。
つまり、1980年代に開拓されたルート(「鬼岩劇場」全3P)1P目の既設終了点のボルトを2012年にリボルトした。そのボルトが3年9ヶ月経った現時点で御嵩町によって認識されるに至り、上記法令等に抵触する可能性を問われています。
今回の問題は、当該地が「天然記念物指定地」であるにも関わらず自然岩の毀損が行なわれたところにあります。
近年におけるNPO法人日本フリークライミング協会(JFA)で行なっているリボルト事業につきましては、地権者やアクセス状況などをできるだけ精査したうえで行なっておりますが、そこが不十分ですと今回の様に善意から発した行為であっても社会規範に反する結果を招いてしまう可能性があることを十分ご留意ください。
つきましては、クライマー諸氏には、リボルトのみならず、通常のクライミングを行なう際でも、特に歴史のあるエリアにおいては、さまざまな観点からの「確認」をお願いいたします。
一般に発売されている岩場ガイドブック(トポ)に掲載されているエリアであっても、地権者の承諾が取られていなかったり、アクセス状況がクリアになっていないエリアが多数存在します(開拓時に許可されていた岩場でも地権者の変更や岩場利用者の増加、マナー低下などで状況が変わっている場合もあります)。
以上の情報をクライマー同士で共有し、つねに自然保護や文化財保護の観点、地権者の状況や周辺住民のお気持ち等、「この岩は登っても大丈夫なのか?」ということを意識してクライミングを行なうよう、お願いいたします。
もし、地権者の調査やアクセス状況の確認方法がわからない場合は、JFAまでご相談ください。また、新しい情報がある場合もJFAまでご一報ください。
また、JFAとしましても、今後、各クライミングエリアの地権者やアクセス状況の調査を行なっていく予定です。しかし、大きなエリアは複数の地権者が存在するなど、その調査には時間と費用、そして各エリアでクライミングを行なっているすべてのクライマーの協力が必要です。これまで以上のクライマーの皆様のご理解とご支援を心よりお願いいたします。
(JFA環境委員会 15/06/18)
以上
一般登山者においては条例で登山届けの提出が義務となった。これから地域も広がってゆくだろう。クライマーにおいてはゲレンデにする岩場は既得権者に利用の許可を得る手続きが必要になる。今回は文化財保護の観点から大騒ぎに発展している。「リボルト」は3年9ヶ月前とのことで、行政もその間は気がつかなかった。協会の役員構成を見ると関東と近畿以西にしかなく、東海地方からは1人の役員も選任されていない。この辺りにも注意喚起が行き届かなかったものと思われる。
2016年6月14日、「岐阜県と愛知県にまたがる飛騨木曽川国定公園内にある鬼岩公園で、国の天然記念物に指定されている巨石群「鬼岩」の1つにロッククライミング用の「ハーケン」と呼ばれるくさび2本が打ち込まれているのが見つかった。鬼岩公園のある岐阜県御嵩町は文化財保護法や自然公園保護法違反の疑いもあるとして調べている」との報道がありました。
これらの事実関係につきまして確認できたことをご報告いたします。
・該当となっている人工物(「ハーケン」と報道表記)は、雑誌『岩と雪108号』(1985年発行)、ならびに『岩と雪123号』(1987年発行)に発表されている「鬼岩劇場」1ピッチ目の終了点に存在する。
・「鬼岩劇場」の存在する岩は、鬼岩公園内殆どの岩と同様に天然記念物指定となっており、許可無く現状変更を行なってはならない、とされる。
・従来既設の終了点は、リングボルト、RCCボルトで構成されていた。
・当該の終了点が老朽化したために、3年9ヶ月前にこの地を登るクライマーによって自発的に“リボルト“された。今回指摘されている“ハーケン”はこのハンガーボルトを指している。
・行為者は既に、御嵩町役場、ならびに所轄警察署に対し自ら名乗り出ており、任意聴取に対応中。
つまり、1980年代に開拓されたルート(「鬼岩劇場」全3P)1P目の既設終了点のボルトを2012年にリボルトした。そのボルトが3年9ヶ月経った現時点で御嵩町によって認識されるに至り、上記法令等に抵触する可能性を問われています。
今回の問題は、当該地が「天然記念物指定地」であるにも関わらず自然岩の毀損が行なわれたところにあります。
近年におけるNPO法人日本フリークライミング協会(JFA)で行なっているリボルト事業につきましては、地権者やアクセス状況などをできるだけ精査したうえで行なっておりますが、そこが不十分ですと今回の様に善意から発した行為であっても社会規範に反する結果を招いてしまう可能性があることを十分ご留意ください。
つきましては、クライマー諸氏には、リボルトのみならず、通常のクライミングを行なう際でも、特に歴史のあるエリアにおいては、さまざまな観点からの「確認」をお願いいたします。
一般に発売されている岩場ガイドブック(トポ)に掲載されているエリアであっても、地権者の承諾が取られていなかったり、アクセス状況がクリアになっていないエリアが多数存在します(開拓時に許可されていた岩場でも地権者の変更や岩場利用者の増加、マナー低下などで状況が変わっている場合もあります)。
以上の情報をクライマー同士で共有し、つねに自然保護や文化財保護の観点、地権者の状況や周辺住民のお気持ち等、「この岩は登っても大丈夫なのか?」ということを意識してクライミングを行なうよう、お願いいたします。
もし、地権者の調査やアクセス状況の確認方法がわからない場合は、JFAまでご相談ください。また、新しい情報がある場合もJFAまでご一報ください。
また、JFAとしましても、今後、各クライミングエリアの地権者やアクセス状況の調査を行なっていく予定です。しかし、大きなエリアは複数の地権者が存在するなど、その調査には時間と費用、そして各エリアでクライミングを行なっているすべてのクライマーの協力が必要です。これまで以上のクライマーの皆様のご理解とご支援を心よりお願いいたします。
(JFA環境委員会 15/06/18)
以上
一般登山者においては条例で登山届けの提出が義務となった。これから地域も広がってゆくだろう。クライマーにおいてはゲレンデにする岩場は既得権者に利用の許可を得る手続きが必要になる。今回は文化財保護の観点から大騒ぎに発展している。「リボルト」は3年9ヶ月前とのことで、行政もその間は気がつかなかった。協会の役員構成を見ると関東と近畿以西にしかなく、東海地方からは1人の役員も選任されていない。この辺りにも注意喚起が行き届かなかったものと思われる。
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鈴鹿・黒谷 沢登り無事下山
やっと行けました! 鈴鹿・黒谷 沢登り
Yさんと約束してもう何年が過ぎたんだろう?黒谷にやっと行けました。
天気は午後から雨という予報の中、出かけて参りました。
予定どうり鈴鹿スカイライン入口の駐車場で6時に合流して武平峠駐車場と向かいました。天気が下り坂のためか登山者は少なく駐車場は我々の車だけだった。
6:30出発 歩き出すと時期にパラパラときた。郡界尾根・沢谷へと下って「ここから沢谷」の札のあった下の8mぐらいの滝の右岸の水流のない窪地を下っていくとコクイ谷に出た。右手から入る谷が魚止谷であった。そのままコクイ谷を下ると黒谷が右手から入るが出合には赤ペンキで「クロタニ」書かれている。
のんびりと腹ごしらえをしてハーネスを付けて沢登り開始。
出合から滝らしいものは4つあった。最初の滝は2段で上の落ち口が狭い滝だった。下の1段を登って2段目を見たがしっかり濡れそうなので左のトラロープに導かれ巻くことにした。木の根っこにつかまってグイグイ登り、巻き終えたところで懸垂下降のセットをしたがトロトロやっている自分がもどかしくシャキッとしなくちゃと我に帰る、久々の新鮮さがあった。
左から小・中・大の水量で落ちる斜瀑はYさんが中の水流に足を突っ込みながらフリーで先に進んだ。
3っ目は上部が被っている滝で滝芯の右と右のガリーを探ってみたがあかんわ!と戻り、キョロキョロしていたら、ここにも右岸にトラロープがあり高巻いて懸垂で沢に降り立った。30m1本ではギリギリであったが日帰りの鈴鹿で2本は考えちゃうな~。雨が強くなった。降り立つと谷はV状で奥に滝が落ちていてギョッとしたが、こいつは登れるとわかるとザイルを出して取付いた。ホールドはたくさんあるが引っこ抜けそうだったので選んでる内に濡れて冷たいし少し緊張した。この先次第に傾斜が落ち、ガスの源流部は幻想的な世界であった。
山頂は諦め水量のある所を右へと詰めて行くと長者池のある神社に出た。どうりでいつまでも水流があったはずだ。遊歩道に出て武平峠へ向かう登山道で食事を取ったが腹ペコだったし寒かった。14時ごろ武平峠駐車場着、ここでも思いっきり雨にたたかれ、冷えた体に希望荘の湯は浸みた~
ゆっくり入浴した、雨の冷えた空気が気持ち良く、深く吸い込んで車に乗り込んだ。 良い山行だった。 約束どうりに行けてよかった。
有難うございました。 平成28年6月20日
W
Yさんと約束してもう何年が過ぎたんだろう?黒谷にやっと行けました。
天気は午後から雨という予報の中、出かけて参りました。
予定どうり鈴鹿スカイライン入口の駐車場で6時に合流して武平峠駐車場と向かいました。天気が下り坂のためか登山者は少なく駐車場は我々の車だけだった。
6:30出発 歩き出すと時期にパラパラときた。郡界尾根・沢谷へと下って「ここから沢谷」の札のあった下の8mぐらいの滝の右岸の水流のない窪地を下っていくとコクイ谷に出た。右手から入る谷が魚止谷であった。そのままコクイ谷を下ると黒谷が右手から入るが出合には赤ペンキで「クロタニ」書かれている。
のんびりと腹ごしらえをしてハーネスを付けて沢登り開始。
出合から滝らしいものは4つあった。最初の滝は2段で上の落ち口が狭い滝だった。下の1段を登って2段目を見たがしっかり濡れそうなので左のトラロープに導かれ巻くことにした。木の根っこにつかまってグイグイ登り、巻き終えたところで懸垂下降のセットをしたがトロトロやっている自分がもどかしくシャキッとしなくちゃと我に帰る、久々の新鮮さがあった。
左から小・中・大の水量で落ちる斜瀑はYさんが中の水流に足を突っ込みながらフリーで先に進んだ。
3っ目は上部が被っている滝で滝芯の右と右のガリーを探ってみたがあかんわ!と戻り、キョロキョロしていたら、ここにも右岸にトラロープがあり高巻いて懸垂で沢に降り立った。30m1本ではギリギリであったが日帰りの鈴鹿で2本は考えちゃうな~。雨が強くなった。降り立つと谷はV状で奥に滝が落ちていてギョッとしたが、こいつは登れるとわかるとザイルを出して取付いた。ホールドはたくさんあるが引っこ抜けそうだったので選んでる内に濡れて冷たいし少し緊張した。この先次第に傾斜が落ち、ガスの源流部は幻想的な世界であった。
山頂は諦め水量のある所を右へと詰めて行くと長者池のある神社に出た。どうりでいつまでも水流があったはずだ。遊歩道に出て武平峠へ向かう登山道で食事を取ったが腹ペコだったし寒かった。14時ごろ武平峠駐車場着、ここでも思いっきり雨にたたかれ、冷えた体に希望荘の湯は浸みた~
ゆっくり入浴した、雨の冷えた空気が気持ち良く、深く吸い込んで車に乗り込んだ。 良い山行だった。 約束どうりに行けてよかった。
有難うございました。 平成28年6月20日
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プロフィール
Author:東海白樺山岳会
1962(昭和37)年に名古屋市交通局の有志数名が設立。その後一般社会人の親睦の登山クラブとして継承されてきた。40歳代から80歳代の男女約24名(2016年11月現在)が年間を通じて計画的に実践。
三河、美濃、鈴鹿の日帰り登山、岩登り、沢登り、山スキー、冬山以外にも夏山縦走も楽しむ。皆で誘い合い日本百名山、日本三百名山を目指す会員もいる。個人の志向でぎふ百山、信州百名山、富山百山、一等三角点のピークハントを目標にする会員もいる。
例会は第1水曜日(都合で火曜日になることがある)に名古屋市中区生涯教育センターで夜7時から8時30分まで。会合は山行への参加を募る重要な場なのでなるだけ出席を。欠席者にはメール、郵便、ファクスで伝達。会報も年間4回発行。総会(事業報告、役員改選、会計報告、規約改正など)は4月に実施。
イベントは1月の新年会(町)新入会員の入会に応じて新人歓迎会(山で)、年末は忘年山行(1泊2日)、登山、岩登りの初心者の指導練習も適宜練達者のリードで実施。
会費年間3000円。入会金2000円。別途山岳共済保険加入のための岳連会費と保険料要。現在会員募集中。問合先090-4857-9130西山まで。メールフォームからもどうぞ。
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