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東海白樺山岳会ブログ

愛知県名古屋市にある山岳会です。仲間を募って山に登る会の運営、会員の登山記録、行事等の活動を発信しています。

早春の母袋烏帽子岳1341m

2016年2月21日(日)
計画ではわかん山行であった。あいにく、今年は積雪量が極端に少ない。登山口になる母袋温泉スキー場も開店休業だった。雪が少ないだけではなく、東海北陸道で北上中、各務原ICから関ICの間のトンネル内で8台がからむ追突事故の渋滞に巻き込まれて、2時間も遅れた。
名古屋を6時半に出発、9時に登山口の予定だったが、11時出発になった。メンバーは6名で、私以外は全員女性でこの山は初という。
ゲレンデの積雪状態から判断して、わかんを付けるまでもなく、アイゼンもピッケルも置いて出発する。春山には違いないが、低山なのでこれでもいい。
最初はゲレンデ前から林道を歩き、二股で道標に従い左折。南向き斜面なので陽光にあふれる。ゆるやかに登ってゆくと、また道標がある。そこで林道が二股になる。登山道は林道を離れて植林内をたどる。一旦、林道に出てまた植林内の道をたどる。思いがけなく、下山してきた2名の登山者に出会う。雪はところどころにある。傾斜が増すとお助け水に着く。覗いてみると流水はあった。水場から一気に急登すると又、林道を横切る。傾斜が強くなるが次第に尾根道をたどるようになる。折からの寒気を伴う風が強い。運動による発熱が相殺されて、発汗を抑えるので丁度良い加減である。白樺の道の道標で尾根道とはっきりする。周囲も雑木林になり、明るくなり、雪も増える。最初の小さなコブに着くと大木の恵水なる表示があるが、今は雪に埋もれる。ちょっと頑張ると1296mの高みに着く。ブナの道の道標がある。一旦下って登り返すが、尾根のたわみのすぐ先に山頂はあった。丁度2時間だった。
途中で出会った唯一のパーティが、これから晴れてくる、と言ったように、晴れてはいるが、日本海側、飛騨一円は曇りで遠望はなかった。晴れておれば荒島岳、白山、乗鞍岳、御嶽、と名峰を遠望できた。
風下の斜面に下って休憩した。やや遅い昼食をとった。13時30分往路を一気に下る。登山口は15時。わかん山行の狙いは果たせなかったが、雪山の気分はちょっぴり味わった。下山してみて、つくづく、水の豊かな山だと思った。山里を下ると、朝の時と同じく、風花が舞う。長良川右岸の山々は雪雲がかかるから北陸は雪だろう。寒気の厳しい早春の山歩きだった。
下山後は道の駅「大和」に寄るが、温泉入湯は止めた。渋滞のトラウマがあって帰名を急いだ。一宮JCTまでは順調だったが、ここでも追突事故があった。事故直後だったので事故車を迂回しながら名神への道を急いだ。今日は交通事故デイだった。但し、山の事故とは無縁で終わった。
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[ 2016年02月22日 13:53 ] 岐阜県の山 | TB(0) | CM(0)

早春賦

立春を過ぎて、少し春暖を覚えたにしても、またぶり返すこの寒さ。
しかし、夜明けが早まり、日没が確実に遅くなり、日に日に春は近づく。
こんな時期に聞きたいのがこの歌である。
倍賞千恵子さんの美しい歌声が春寒をいやしてくれてもいます。
それにこのユーチューブはロケーションがいい。
歌いだしから北アルプスの常念岳が見えて安曇野と直ぐ分かろう。
10秒くらいのところで信濃富士の有明富士がちらっと見える。
芸が細かい。最後の方でも植田の背景になる。
分からないのは2番の歌いだしで、
♪氷融けさり葦は角ぐむ♪と55秒で出る湖面の背景にある山名である。
大きなスキー場が向かって左に見える。火山性の独立峰のように見える。
たおやかな山容は尾瀬沼の山?北海道?
↓をクリックすると倍賞千恵子さんの「早春賦」を再生
早春賦
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[ 2016年02月18日 18:11 ] 山の歌 | TB(0) | CM(0)

「年寄り半日仕事」でリスク減らそう

朝日新聞から
ソース:「年寄り半日仕事」でリスク減らそう

 「こんなはずじゃなかった」「昔はもっと楽に登ることができた」。夏山登山で、長くて険しいハードなコースが多い北アルプスなどを登ったとき、つい愚痴をこぼしたくなるときはありませんか? かくいう私も50歳を過ぎたころから、同じような経験をしています。20代~30代の若い頃は、岩稜のコースでも、難なく歩いていたのに、最近は不安を感じることが多くなりました。
これは、加齢からくる体力不足と筋力の低下でバランス感覚が衰えたことが原因です。解決策は、若い頃のようにひたすらトレーニングを続けることでなく、自分の体力に合った山を選び、コースやペースの配分に気をつけることだと思います。
例えが、少し大げさになりましたが、一般登山者が北アルプスなどに登る際に参考になる内容だと思います。
中略
 今年7、8月の夏山登山シーズン、長野県内で起きた山岳遭難は過去2番目に多い100件にのぼりました。半数近い52件が「滑落・転倒」によるものでした。高齢者を中心に自分の体力に見あった山を選ばず、疲労やトレーニング不足からバランスを崩して、滑落や転倒して事故につながるケースが目立ちます。
体力不足やバランスの衰えが原因となる山岳遭難の予防対策として、鹿屋体大の山本正嘉教授(運動生理学)は「マイペース登高能力テスト」を提唱しています。登山は多くの人が考えているより、「きつい(強い)」運動です。それを何時間も続けなければなりません。このきつさに耐えられる体力がないと、リスクの高い登山になってしまいます。最悪の場合、遭難につながります。
以下略
以上

分かっちゃいるけど止められない。山の魅力はかくも大きい。
しかし、加齢にともなう体力の減退は誰にもやってくる。
私も北アルプスの笠ヶ岳に突き上げる打込谷遡行でいやというほど味わった。
ガイドブックの2倍もかかり、まさに「こんなはずじゃなかった。」のです。
年寄半日仕事とはよく言ったものです。
知識の蓄積はあるが体力の蓄積はできない。過去の経験は役に立たない。
されど、例として挙げられている三浦雄一郎さんみたいに鍛えるなんて気にはならない。
名古屋周辺には手軽に歩ける山が多くあるので、登山することがトレーニングである。
結局、場数を踏む、時々の山行がトレーニングとして、特別なカリキュラムは組まない。
ベテランの領域になると、登山回数が減る、筋力が衰える循環になりがちだ。
好奇心を保つこと、季節を変え、別のルートで登ってみること、別の友人と登ることで意義を見出せる。
学者とか専門家筋からの提案は合理的だが、出来ないことを提案してくるから厄介である。
加齢とともに諦める山、コースが増えて行く。
かつて、串田孫一『もう登らない山』とか別人の『下り坂の山旅』を目にしたが、そろそろ哲学的瞑想の世界に遊ぶのか。
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[ 2016年02月11日 21:51 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

山県市がYAMAGATA BASE(山県ベース)を発信開始

中部経済新聞のローカル面「岐阜三重」7面に掲載されたベタ記事に「山の魅力で山県市PR]とあった。
山県市の特色の一つである「山」の楽しみ方を発信するとあった。
YAMAGATA BASE

登山情報満載か、とアクセスして見たが今一の感無きにしも非ず。
むしろ山村の魅力をPRしている。

 以前から、登山者向けに山県市名山めぐりはあり、分かりやすい。
 山県市は以前は山県郡美山町といっていた。高富町、伊自良村と合併して誕生した市である。
ウィキペディアには舟伏山、釜ヶ谷山、相戸岳、如来ヶ岳、岸見山、竜興寺山、古城山、天狗城、源太峰、大黒山が紹介されている。如来ヶ岳は一等三角点が置かれる貴重な山である。
 最高点は関市との境界にある日永岳の南峰の1200m。他に笹畑山、サンノーの高、北山などがある。全市域が人口植林化されて、自然林に乏しい。杉や桧を減らして、大規模な落葉広葉樹の森を育てて欲しい。そうすれば、生物が還り、渓流魚が増えるだろう。人間も集まる。


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[ 2016年02月04日 14:27 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

雪山、バックカントリーの恐怖を体感 雪崩遭難、救出リミットは15分

ヤフー山岳事故(福井新聞online)から
膝上まで積もった雪の中、警察官らが横一列に並び、細長い棒を雪に差し込みながらゆっくりと進む。「要救助者発見」「意識あり」―。警察、消防、関係機関が合同で行った雪崩に巻き込まれた遭難者を捜索する訓練を体験した。要救助者役も経験し、雪に埋もれ身動きが取れず、雪の恐ろしさを実感した。

 訓練は、スキー場のコース外の手付かずの「バックカントリー」をスキーやスノーボードで滑走中、5人が雪崩に巻き込まれたと想定。大野署が18日、福井県大野市の九頭竜スキー場で開き、同署のほか福井県警、大野市消防本部、福井県スキー連盟などの約50人が参加した。バックカントリーはパウダースノーを滑り、独特の浮遊感が味わえることから人気が高まっている。一方で、必要な装備や道具を持たず山に入り、遭難する人が全国で後を絶たない。

 「行動開始」の掛け声で訓練開始。圧雪車や雪上車で現場に向かった警察官や消防署員は、位置情報を把握する手のひらサイズの機器「ビーコン」で要救助者が埋まっている位置に近づいた。1、2メートルまで接近すると長さ約3メートルの金属製の「ゾンデ棒」を雪に差し込み、その感覚を頼りに要救助者の居場所を突き止めた。

 「名前は」「動かしづらいところはないですか」などと要救助者に次々質問。軽い凍傷やねんざなどの軽傷者は署員が体を支え、雪上車などで搬出。骨折などの重傷者は、スノーボートに載せて運び、県警ヘリ「くずりゅう」で引き上げた。

 記者は、ゾンデ棒での捜索を体験。横一列になって深さ約50センチの新雪に足を取られながら、棒で開けた穴に足を重ねるようにして傾斜30度ほどの地面をゆっくり進んだ。「棒は垂直に入れて。その先が要救助者の目かもしれないので、力を入れずにそっと」と県警地域課の山岳遭難救助準技能指導官、小野田靖典警部補。すると、棒の先が何か軟らかいものに当たった。「遭難した人かもしれない」―。足元の雪を必死でかき分け、要救助者役の署員を助け出した。

 「雪に埋まってから救い出すまでのタイムリミットは約15分。それ以降は生存率がぐんと下がる」(小野田警部補)。要救助者が、ビーコンなど位置情報を発信する機器を携帯していなければ、広い雪山をゾンデ棒だけで探し回ることになる。大野署の高橋剛志警備課長は「バックカントリーは圧雪していないため雪崩が起きやすい。危険な場所だということを知ってほしい」と訴える。

 記者は、要救助者役も体験。横になり、足先から肩までが雪に埋まると、15センチほどの深さでもまったく身動きが取れなかった。天候が悪く、すぐに救助に向かえなかったら、もし要救助者がビーコンを持っていなかったら―。雪山の怖さを思い知った。

 小野田警部補は「九頭竜スキー場までは県警ヘリで約20分、大野署から車で約40分かかり、到着した時点でタイムリミットの15分を超えてしまう。バックカントリーには、知識と装備のある同伴者と必ず2人以上で入って」と話した。福井新聞社
以上
バックカントリースキー中に雪崩で男性死亡
上記のように雪崩れ事故が相次いで起きているらしい。
少ないと思われた雪が最近になってどっと降っている。
こんな傾向は雪崩れを頻発しやすい。

表題の記事は雪崩れ事故に備える訓練だった。実際には埋没後15分以内に救出しないと脳に障害が残るといわれる。
雪崩れ事故現場で恐怖におびえながら捜索救出は大変なことである。
救出に来た時点ですでに1時間はかかっている。
大雪後は絶対に入山しないこと。降雪後の沢筋の滑降はもっての他であろう。
パウダースキーを求める山スキーヤーは登山の心得があっても入ってしまう。
雪が落ち着くのを待ちたい。しかし、今年は弱層が出来ていることを知っておきたい。
基本的には尾根すじを警戒しながら登ることだろう。
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[ 2016年02月01日 17:51 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

東海白樺山岳会

Author:東海白樺山岳会
 1962(昭和37)年に名古屋市交通局の有志数名が設立。その後一般社会人の親睦の登山クラブとして継承されてきた。40歳代から80歳代の男女約24名(2016年11月現在)が年間を通じて計画的に実践。
 三河、美濃、鈴鹿の日帰り登山、岩登り、沢登り、山スキー、冬山以外にも夏山縦走も楽しむ。皆で誘い合い日本百名山、日本三百名山を目指す会員もいる。個人の志向でぎふ百山、信州百名山、富山百山、一等三角点のピークハントを目標にする会員もいる。
 例会は第1水曜日(都合で火曜日になることがある)に名古屋市中区生涯教育センターで夜7時から8時30分まで。会合は山行への参加を募る重要な場なのでなるだけ出席を。欠席者にはメール、郵便、ファクスで伝達。会報も年間4回発行。総会(事業報告、役員改選、会計報告、規約改正など)は4月に実施。
 イベントは1月の新年会(町)新入会員の入会に応じて新人歓迎会(山で)、年末は忘年山行(1泊2日)、登山、岩登りの初心者の指導練習も適宜練達者のリードで実施。
 会費年間3000円。入会金2000円。別途山岳共済保険加入のための岳連会費と保険料要。現在会員募集中。問合先090-4857-9130西山まで。メールフォームからもどうぞ。

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