FC2ブログ

東海白樺山岳会ブログ

愛知県名古屋市にある山岳会です。仲間を募って山に登る会の運営、会員の登山記録、行事等の活動を発信しています。
月別アーカイブ  [ 2014年01月 ] 

≪ 前月 |  2014年01月  | 翌月 ≫

芹洋子の歌



登山家・原真は雑誌か著書の中で最近の登山者は歌を歌わなくなったと嘆いた記事があった。そう思う。東海白樺でも入会した頃、先輩たちはガリ版の歌集を作ってテントの中で歌ったものだった。私は歌うより聞く方が好きで、山の歌のCDも何枚かもっている。 
たまには山の歌を聴きたい。
芹洋子は比較的山の歌をよく歌う歌手として知られる。
参考にアップした芹洋子全曲集2014には
坊がつる讃歌
四季の歌
が入っている。山の歌は市場が小さいせいかほとんど出回らない。
しかし、最近はユーチューブという便利なものがある。
私に芹洋子を印象づけたのは

だった。
この歌はウィキペディアによると
「「坊がつる讃歌」(ぼうがつるさんか)は、NHK「みんなのうた」で1978年(昭和53年)6月・7月に採り上げられた芹洋子の楽曲である。

原曲「坊がつる賛歌」は、1952年(昭和27年)に大分県竹田市の坊ガツルにある山小屋で九州大学の学生3人によって広島高等師範学校の山岳部第一歌「山男の歌」(「広島高師の山男」とも。作詞は1937年、作曲は1940年)をベースに作られた。

芹洋子は1978年12月31日に放送された第29回NHK紅白歌合戦において、本曲で初出場を果たしている。大分県統計協会が毎年発行する県民手帳では、2004年(平成16年)版まで「大分のうた」欄に「大分県行進曲」「久住高原の唄(豊後追分)」と合わせて本曲の歌詞が掲載されていた。」
山やのナイーブな感性を余すところなく謳われ、優れた歌詞である。曲も乗りやすく素人でも歌いやすい。
関連記事
スポンサーサイト



[ 2014年01月31日 09:19 ] 山の歌 | TB(0) | CM(0)

原 真『乾いた山』



 以前から探していた。なぜなら、この本に東海白樺の大先輩の永田氏が出てくると聞いていた。3年前か、東京・神田の古書店で見つけた。1000円だった。永田氏は東海白樺で力をつけると日本山岳会東海支部に転じた。当時、支部を采配していた原真氏の下で1976年「コルジェニフスカヤ峰」7105mに登った。私が後に知ることになった小川繁氏とともにパーティを組んだ。読むと大変な登山だった様子が書かれている。シェルパレス、とか言っていた。迫真の描写である。この一節を書き出そう。
 「我々はみな多かれ少なかれ目的の固定化によって、頂上へ向かって歩き続ける。歩いては止まり、止まってはまた歩く。立ち止まったときにはただひたすら呼吸をする。よくのどの粘膜が破れないなと思う。頂上は目前に迫っているのに歩調はますます遅くなる。この苦行に満ちた単純作業は、忍耐でもあり、悟りでもあり、精神障害でもある。」
 単なる写生的描写ではなく、哲学的な思考作業を経て紡ぎだされた文章であろう。精神障害と書くところが医師らしい。原真氏はよく文章をものにした。山の雑誌にも寄稿したようだ。原真氏は2009年3月20日に死去。享年72歳。小川繁氏も若くして死去した。こんな厳しい高所登山を経験したことが矜持であった。
 永田氏からは今年も年賀状を頂いた。中国の北京に仕事を得て、中国の山に足を伸ばすらしい。たまに帰国されるようだ。
コルジェネフスカヤ峰とは
コルジェネフスカヤ峰
関連記事
[ 2014年01月30日 00:48 ] 出版案内 | TB(0) | CM(0)

乳頭山の4人無事下山!

 乳頭山のその日に下山できなかった4人は1/29、無事下山の報あり。
日本テレビ系NNNの動画で見られる。
乳頭山の4人下山

道迷い、というが、雪山には道はないので、単に下山ルートの確保をしなかった初歩的なミス。別の5人は下山しているので、降雪中に登頂に向かったのだろう。踏み跡は降雪で見る見る埋まってしまう。天気が悪くても登って行こうとする気概はいいが、赤旗などマーキングをしなくては・・・。動画を見ると豪雪地帯そのものだ。山慣れし過ぎて油断している気がした。
関連記事
[ 2014年01月30日 00:43 ] 道迷い | TB(0) | CM(0)

乳頭山で下山せず?

NHK NEWS WEBから
28日、秋田県と岩手県の県境にある乳頭山に登山に出かけた9人が夜になっても戻らないと警察に通報があり、このうち5人は下山しましたが、残る男女4人と連絡が取れなくなっていて、警察と消防は29日朝から4人の捜索を行うことにしています。

28日午後7時すぎ、秋田県仙北市田沢湖生保内の宿泊施設から「乳頭山に登山に出かけた9人が夜になっても戻ってこない」と警察に通報がありました。
その後、9人のうち、男性客4人と地元のガイドの合わせて5人が自力で下山し、宿泊施設に戻りましたが、残る男女4人と連絡が取れなくなっているということです。
4人は登山客の男性2人と女性1人、それに宿泊施設の経営者の男性で、年齢は30代から60代だということです。
警察が下山した5人から話を聞いたところ、先に下山を始めた4人から「間違って、来た道とは別のコースで下山している」と携帯電話で連絡があり、午後5時半以降、電話がつながらなくなったということです。
警察によりますと、4人は冬山登山の装備で山に入ったとみられ、ビバークに必要なスコップは持っていたということです。
警察と消防は、29日午前5時半からおよそ40人態勢で、4人が入っていったとみられる登山コースを中心に捜索を行うことにしています。
以下略
詳細は↓をクリック
乳頭山に登った4人と連絡取れず
地形図は
乳頭山
ウィキペディア
乳頭山
関連記事
[ 2014年01月29日 07:47 ] 道迷い | TB(0) | CM(0)

毘沙門岳山スキー

JAC ASCで 毘沙門に山スキーに行ってきました。

1/27 私は仕事を終えて直接現地にトロトロ向かいました。

やっぱり、道の駅がいいかと思って「白鳥道の駅」で仮眠、

明るくなりかけてスノーウェーブパーク白鳥に向かう。

道に雪も無く安全に駐車場へ着くと陽が登ってきた。

石徹白の山々も全山見えて、これだけで幸せな気分である。

ボーッしてるといつも遅れを取るのでゲレンデで遊び始めたら案の定

すぐに皆さんが到着。とにかく早い、8:50に合流してイトシロシャーロットの跡地に

車をデポしてスキー場のトップに9:50にはいました。10時出発

10:30 1210mの分岐では天気は良好でしたが 一段登った1260m 11:00では

西から下り坂の気配を感じた。すぐそばで自衛隊のヘリだと思うがホバリング

してて何事か?と思ったけどたぶん訓練だね。

11:40毘沙門山頂1385.5m360度の展望である。

南に滝波山・平家岳・・・きっと厳つく見えてたのは屏風山だったかもしれない。

12:00山頂でシールを外していざ滑降! 1300m辺りまで戻って西の谷に滑り込んだ。


パウダーとはいかず、足を取られながらあっちでステン!こっちでステン!と

たのしい掛け合いの言葉で高度を下げていった。ここでスキー場に戻る2名と別れた。


コブと木々に注意してボーゲンで林道に出て、少し下ったところでシールを着けて

イトシロシャーロットへ続く尾根に登り返した。40mぐらいなのですぐに上まで登れた。


北西に尾根つたいに進むと自衛隊の方に会い、少し先の1170mでシールを外した。13:30

予定していた尾根コースを下り始めると沢山の自衛隊の方が登って来られたので

左の沢状の所に滑り込んだ。今から思えばこのコース取りで正解だったと思う。

傾斜が落ちてきた所で尾根の基部の910mを目指してスキー場上部の広い切り開きにポンと出た。

誰も居ないイトシロシャーロットの跡地を滑り降りデポした車にたどり着いた14:50

スノーウェーブパーク白鳥で全員で合流して「美人の湯」に直行

ウ~ン!!  最高!  ありがとうございました!  

    また、  よろしくお願いします      白樺   渡邊 

関連記事
[ 2014年01月29日 07:27 ] 山スキー | TB(0) | CM(0)

岳連理事会

 1/28(火)夜7時から9時まで、岳連会長挨拶の後、行事報告、審議事項、予定などを各自担当から報告された。特別なニュースはないが、毎年2月に行われていた懇親スキー大会の参加者が激減しているとのこと。会場だった石徹白シャーロットも休業という時代である。時代の趨勢とはいえ、淋しいじゃないか。私も1回だけ山靴でスラロームに参戦した。2回のトライでビリから数えた方が早かった記憶がある。それで、スキー大会が盛り上がりに欠けるというので雪山ハイクも行われる。
 最近は山ガールがブームというが定着するような気がした。北村理事長が曰く、女性の1人テントが増えて、アライテントというメーカーは受注をこなすのに大変だそうな。ツエルトではなく、テント、と強調されたから、やがてはパーティを組んで大縦走する序盤か。
 全日本登山大会が今年は徳島で開催される。日時は10月11日から13日まで。詳細はPDFを貼り付けておくのでクリック。剣山を始め、三嶺など名だたる名山に登る機会である。
全日本登山大会徳島大会
関連記事
[ 2014年01月29日 00:37 ] 愛知県山岳連盟 | TB(0) | CM(0)

日本風景論 (岩波文庫)

日本風景論 (岩波文庫)日本風景論 (岩波文庫)
(1995/09/28)
志賀 重昂、近藤 信行 他

商品詳細を見る


愛知県民として、何より、岡崎市出身ということに親しみを覚える。偉大な地理学者として岡崎東公園に立像や段戸山の歌碑を建てて顕彰されている。明治27年の発刊以降、多くの青年を啓蒙し登山家を育てた。15版まで増刷を重ね、多数の読者を獲得した。その中の一人、小島烏水は日本山岳会を創立した。日本近代登山の産みの親と言ってもよい。日本の山に理学的解説を加え、漢文的な文体で著わした。


関連記事
[ 2014年01月28日 08:28 ] 山岳名著 | TB(0) | CM(0)

山ことば辞典―岩科山岳語彙集成

山ことば辞典―岩科山岳語彙集成山ことば辞典―岩科山岳語彙集成
(1993/12)
岩科 小一郎

商品詳細を見る


 1993年刊で古書でしか手に入らない。本書自体が53年ぶりの復刻である。古い山岳雑誌には大抵山村民俗の記事があったが今は皆無に近い。それだけ山への関心が薄らいでいる。
 ザイルだのピッケルだのハーケンとかのギアを駆使するクライミング志向よりも山村や民俗に関心を抱く山旅派の書架に備えておきたい本である。内容をざっと把握しておいて、登山後に紀行や記録、感想文を書くときにきっと役立つ。新刊で税込1600円だった。馴染みの古書店にリーズナブルな価格の古書が出ておれば買って置くといい。


アマゾンの
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)

山名・地名・ことがらにつけ続けた名称の数々、全国から雪崩名114語、山の神のことども等々、山村民俗の会同人の成果と諸文献により、読んで楽しく、由来も緑語もさまざまの稀書。

内容(「MARC」データベースより)

日本人ほど山の細部にこだわった国民はまれである。山名・地名・ことがらにつけ続けた名称の数々、全国から雪崩名114語、山の神のことども等々、山村民俗の会同人の成果と諸文献により、読んで楽しく、由来も縁語も様々の書。53年ぶりの集成再発行。

目次

山ことば辞典―山岳語彙
雪崩語彙
残雪絵考
杣聞書
鹿狩記
岩科小一郎著作年譜

関連記事
[ 2014年01月27日 12:41 ] 出版案内 | TB(0) | CM(0)

ツムラ漢方芍薬甘草湯エキス顆粒 24包

ツムラ漢方芍薬甘草湯エキス顆粒 24包

医薬品だが通販で買える。
登山でたまに痙攣が起きることがある。
そんな時持っていると心強いのがこれだ。
即効性があり重宝する。

2010年8月2日の薬師岳登山では持参していなくて他の登山者からもらった。
その時の紀行から
「参加者は登山の経験者は余りないようで早速1人が足の痙攣に悩まされた。普段の生活はどっぷり不摂生に浸っている。だましだまし三角点を越えたが先でひどくなった。途中で登山道脇にツムラの芍薬甘草湯の袋が落ちていたのを拾って広い休み場で中高年パーティに「この薬持っていませんか」と呼びかけたら親切女性が譲ってくれた。サンキュー。当事者に飲ませてこの薬の薬効の顕著なことを含ませて小屋まで頑張るように激励した。小屋近くになって効いてきた気がする、という。まあ良かった。 」
ソースは「小屋番の山日記」から
薬師岳登山

2013年7月29日の薬師岳登山でも太郎の小屋で座しているときに痙攣して重宝した。
霧の薬師岳へ
関連記事
[ 2014年01月26日 00:16 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

山頂渉猟―二〇〇〇メートル以上の六四二山その総てに登った男の記録

山頂渉猟―二〇〇〇メートル以上の六四二山その総てに登った男の記録山頂渉猟―二〇〇〇メートル以上の六四二山その総てに登った男の記録
(2003/10)
南川 金一

商品詳細を見る


 2003年の発刊。もう10年も経過したんだ。購入してから本書を参考に登る、ガイドブック的な使い方よりも自分の登り方と比べている。「山頂渉猟」で検索すると私の「小屋番の山日記」の記事がヒットしたのでリンクしておこう。もう登る山がないと思ったら本書を紐解くがよい。ああ!こんなところにこんな山があったのか、そして登られているんだ、と教えられる。

『山頂渉猟』を読む
本命は継母岳のスキー登山であった。上俵山は途上のピークであった。目標としていない山でも2000mあると等閑視できないものだ。未だに忘れえぬスキー登山であった。

木曽御岳・継母岳スキー登山-尺ナンゾ谷を滑る

「掲示板・行って来ました」には写真報告
掲示板・行って来ました


関連記事
[ 2014年01月24日 00:10 ] 出版案内 | TB(0) | CM(0)

中央アルプスの西駒山荘・宮下拓也さん

 1/22付け、中日新聞朝刊の3面のコラム・「この人」に中央アルプスの将棋頭山の近くにある西駒山荘の管理人の宮下拓也さんが紹介された。記事によると実家は春日井市にあるというから愛知県人のようです。信大農学部の頃から山荘の小屋番になった。卒業後も小屋番を続けて、冬場は伊那市の酒蔵の杜氏をしているとのこと。すっかり信州人になりきっている。
 私は中央アルプスの沢を溯って、山荘に泊まったことが2回ある。最初は奈良井川源流の白川を溯って茶臼山に登った。次は小黒川を溯って山荘まで達した。山荘は小黒川の源流の湧き水を水源にしている。後、水沢山、大棚入山から茶臼山を経て山荘に泊まった。その度に洗面器のような大皿のカレーライスを食べた記憶がある。いつ行っても静かな小屋で気にいっている。
 龍爺のHPから
奈良井川遡行記

 私のブログ「小屋番の山日記」から
小黒川本谷遡行記
>西駒山荘からの手紙
大棚入山から西駒山荘へ

 記事によると、この夏、新しい山荘に生まれ変わり、営業を再開するとのこと。宮下さんも小屋番を続ける。機会をつくって是非にも行きたい。未踏のルートは正沢川源流の遡行、伊勢滝のある黒川源流の遡行か、尾根歩きならば権現ツルネを経て行くか。
西駒山荘
関連記事
[ 2014年01月22日 13:43 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

安心登山の技法

安心登山の技法安心登山の技法
(2012/02/20)
洞井 孝雄

商品詳細を見る


2012年2月25日に東京新聞刊。著者の愛知労山を拠点に1978年から今日まで36年に亘る多年の登山経験に裏打ちされた薀蓄がのべられている。しかも登山指導者としても長い。正しい登山をやれば特に遭難防止をいわなくても事故はないはずだが、それが何かを指導できる人は限られている。本書にも書いてあるように「誤解や思い込み」は先輩にもある。登山歴は長いだけのベテランもいる。一読すれば、反省にもなるし、良いリーダーの見分け方も分かる。



関連記事
[ 2014年01月21日 08:02 ] 出版案内 | TB(0) | CM(0)

三浦雄一郎が教える突然うまくなるスキー (LEVEL UP BOOK)

三浦雄一郎が教える突然うまくなるスキー (LEVEL UP BOOK)三浦雄一郎が教える突然うまくなるスキー (LEVEL UP BOOK)
(2005/11/30)
三浦 雄一郎

商品詳細を見る


2005年の発刊から9年が経過してしまった。絶版のようだが惜しいことだ。最近カービングスキーが見直されると知って三浦氏の先見を感じた。本書を発刊当初読んでから無理のないフォームを心がけている。元々山スキーなのでカービングの度合はソフトである。ついでに山スキー専用ブーツも止めて皮製登山靴に戻したい。山野の雪面ではスキーの中心に乗るという基本が大切。山スキーではそれが顕著である。ゲレンデの整備に依存しきった技術は限界があったのだ。

目次

1 大人のスキーはじめの一歩(中高年のスキー離れの一因?―カービングスキーはスポーツカー
もっともスピードの出るスポーツ―時速30キロの自分をコントロールできるか ほか)
2 歩く延長でスキー(ポジションチェック1―子供はみんな後傾
ポジションチェック2―良い後傾と悪い後傾 ほか)
3 外足リードセンサーでやさしいスキー(足裏感覚を身に付ける―足裏で感じ取る触覚的スキー
スキーを履いて歩く―スキーはすべらせて歩くもの ほか)
4 どんな斜面も思うがままに(ロングターン―スキーのフォームに決まりはない
ショートターン―スキー板に左右される小回り ほか)

関連記事
[ 2014年01月20日 00:02 ] 出版案内 | TB(0) | CM(0)

新編 単独行 (ヤマケイ文庫)

新編 単独行 (ヤマケイ文庫)新編 単独行 (ヤマケイ文庫)
(2010/11/01)
加藤文太郎

商品詳細を見る


今じゃ、山岳名著の白眉と言ってもいいだろ。戦前は豊かな層の娯楽だった登山。社会人の登山家は低山歩きの範囲だったと思う。造船会社の社員という不遇な生活環境と神戸という地理的な不利の中で、山への情熱を保ち、技術を高め、ついに厳冬期の北アルプスを縦走する夢を果たす。ふるさと兵庫の氷ノ山、扇ノ山などの低山も愛した。地下足袋、甘納豆、など参考になる話も多い。要するないない尽くしでも知恵と工夫で解決していった。単独行ゆえの孤独から紡ぎだされる、ややナルシシスムな文体が読者を魅了し多くのファンをもつ。
 根っからの山好きの自筆遺稿が編纂されて『単独行』と題されて発刊された。二見書房版他、いくつかの本がある。2010年ヤマケイ文庫に収録。

関連記事
[ 2014年01月19日 00:23 ] 山岳名著 | TB(0) | CM(0)

日本百名山 (新潮文庫)

日本百名山 (新潮文庫)日本百名山 (新潮文庫)
(2003/04)
深田 久弥

商品詳細を見る


 今更日本百名山でもあるまい。そう思いながら30山ほど未踏がある。多くは東北と北海道であるが、北アルプスの五竜岳も残った。北関東も多々ある。阿蘇山も衛星峰の烏帽子岳に登ったが最高峰はまだだ。そんなわけでたまにこの本を読むことがある。昨年夏の鷲羽岳は充実の山旅だった。この本のお陰で中島正文の業績を知ることができた。若いときの登り方はひたすら山頂を踏めば満足だった。長い山登り生活を経てくると山と人のかかわりにも関心が出てくる。数を稼ぐことのみに急いで来たがゆっくり楽しみながら登りたいものだ。



黒部の山旅Ⅰ
黒部の山旅Ⅱ
黒部の山旅Ⅲ
黒部の山旅Ⅳ 鷲羽岳の山名考察
黒部の山旅Ⅴ
関連記事
[ 2014年01月18日 00:25 ] 山岳名著 | TB(0) | CM(0)

新年会

18時30分の開始だったが11名の顔が揃ったのは19時ころ。仕事を持つ人持たない人色々であるが時間をやりくりして集まった。長老の乾杯で始まった。料理がどんどん運ばれて次々平らげてゆく。ビールから焼酎のお湯割りに転じてさらにメートルが上がった。食う、飲むで忙しいが今年登りたい山の話、出版の話も出て盛り上がった。尽きない話であったが時計はすでに21時になろうとしていたので一本締めで散会した。
関連記事
[ 2014年01月17日 08:52 ] 行事報告 | TB(0) | CM(0)

北越雪譜 (岩波文庫 黄 226-1)

 昨年11月の立山の真砂岳の雪崩遭難で、ふと思い出したのは、岩科小一郎『山ことば辞典ー岩科山岳語彙集成』(藤本一美編、百水社刊、星雲社発売、1993年)である。この中の「山岳語彙」に続く、「雪崩語彙」がすごい。積雪地帯の各地から雪崩の語彙を集めて整理してある。文献を渉猟して集成したものらしい。
 例えば、飛騨周辺の山ではアワという。これは橘南谿(たちばななんけい)の『東遊記』(寛政7年)からも引用してある。”アワというは冬多し、で始まる。
 昭和5年1月、立山剣沢小屋が雪崩で倒壊した。死に瀕して、”音も無く降る雪はアワナダレを起し”と書かれたようだ。
 鈴木牧之編『北越雪譜』(岩波文庫)も引用してある。書架にあるのを直接読むと最初から雪崩である。見出しの雪頽は”なだれ”とルビがある。
 ”山より雪の崩頽(くづれおつる)を里言に”なだれ”ともいふ。按ずるになだれは撫で下りる也、る=を=れ=といふは活用ことばなり、山にもいふなり。ここには雪頽(ゆきくづる)の字を借りて用ふ。字書に頽は暴風ともあればよく叶へるにや。”とあり、以上は岩科の本にも引用されている。「雪頽(なだれ)人に災す」の小見出しで雪国の生活の難儀を記す。

  頽雪かけて日暮るゝ早し打保村     前田普羅

 山岳俳人・前田普羅の地域別句集『飛騨紬』に入っている句である。今は飛騨市になった打保村のこと。頽雪の語彙がここに出ていたとはね。すると普羅はこの本を読んでいたのだろう。たいせつかけて、と読んでいたが、なだれかけて、の方が正しいようだ。イメージでは、山か或いは身近な山家の屋根からなだれかけていて、そのままに日が暮れてゆく寒々とした風景である。
 ちょっと飛ぶが、
 映画「雪国」(川端康成原作)でも岸惠子扮する駒子のセリフに”雪中に糸となし、雪中に織り、雪水に晒(そそ)ぎ、雪上に曝す。雪ありて縮みあり、されば越後縮みは雪と人の相半ばして名産の名あり。魚沼郡の雪は縮みの親というべし”を朗々と唱えるショットがあった。これも本書の中に出てくる文章である。
 雪崩の古典的著作である。枕元に於いて折に読むべき名著なり。

関連記事
[ 2014年01月17日 00:16 ] 出版案内 | TB(0) | CM(0)

東海・北陸の200秀山 下(東海・信州編)

東海・北陸の200秀山  下(東海・信州編)東海・北陸の200秀山 下(東海・信州編)
(2009/10/22)
日本山岳会東海支部

商品詳細を見る


 本書の全般的な評価としては地図がよろしくない、とのご指摘はごもっとも。1冊1800円で売るためにコストダウンの犠牲になったのが地図だった。中日新聞社の編集部員曰く、1山当たり数千円の単価だという。200山だと100万円もかかる。それでも2500円程度で売れればいいが、名古屋の市場性を低く評価された結果だと思う。高い本は売れないのだ。上はまだ流通在庫があるようだが、下はない。
 希少性がでたため、早速、アマゾンの古書価格は2493円が付いた。地図を高品質にして2500円で売るのは東京の出版社であろう。山岳情報誌「岳人」を抱える中日新聞社といえども冒険はできなかったようだ。高くて売れず在庫の山を築くのを恐れたのだろう。何事によらず、商売では値決めが大切なことは言うまでもない。今となっては1800円は割安感がある。しかしもう在庫はない。レビューにも書いておいたが、東海支部には若干の在庫を確保してある。ご用の向きは連絡を乞う。
関連記事
[ 2014年01月16日 23:01 ] ガイドブック | TB(0) | CM(0)

東海・北陸の200秀山 上(東海・北陸編)

東海・北陸の200秀山  上(東海・北陸編)東海・北陸の200秀山 上(東海・北陸編)
(2009/10/22)
日本山岳会東海支部

商品詳細を見る


 本書は2冊でセットであるが、なぜか下巻の方が良く売れた。下巻は中央道沿線の山々を中心に網羅したが、上巻は東海北陸道の周辺の山々を網羅した。約2時間走れば北や中央アルプスの名山か、飛騨の低い山かの違いがある。登山者の名山志向の強い傾向が如実に現れた。飛騨の山々は地味であるが鄙びた山村と北アルプスや白山の眺めが秀逸なのでもっと登られても良い。山と民宿と温泉を味わうには本書がきっと役に立つと思う。


関連記事
[ 2014年01月15日 22:04 ] ガイドブック | TB(0) | CM(0)

登山案内 続一等三角点全国ガイド

登山案内 続一等三角点全国ガイド登山案内 続一等三角点全国ガイド
(2013/12)
一等三角點研究會

商品詳細を見る


 本書は2013年12月にナカニシヤ出版から刊行された。編著の会員でもあり、紹介文を書こうと思っていたら、まったく偶然であるが、1/11付けで、WEB版毎日新聞に掲載されていた。詳細なので転載させていただく。かつ、上の書名をクリックすると筆者のレビューもありますので御参考まで。
 
1等三角点:962カ所を踏破…京都の団体、ガイド本に

毎日新聞 2014年01月11日 13時52分(最終更新 01月11日 15時00分)

京都の登山愛好家グループが全国の山頂などに976(2012年6月時点)ある1等三角点のうち962カ所を実地調査し、ガイド本にまとめた。三角点は測量用の基準点で、標石が設置されている。一般登山者が見向きもしない標高500メートル未満の三角点も網羅し、現況や行き方を写真入りで掲載した。メンバーは「山高きがゆえに貴(とうと)からず。登山者にとってゴールテープである三角点の姿をとどめたかった」と話している。

 日本山岳会会長も務めた文化人類学者の故今西錦司氏が1973年に提案して結成された「一等三角点研究会」(京都市西京区)。1等三角点のある山々を巡り、現地へのルートなどを調査してきた。一時中断したが、2007年に再結成し、現在会員は126人。960カ所以上を訪ねた山形歳之さん(84)=大阪府大東市=を筆頭に、数人が800カ所以上を踏破した。

 1等三角点は山頂だけでなく、無人島や住宅の庭、マンホールの中、自衛隊演習場などに設置されている所もある。沖縄県・硫黄鳥島にある三角点(標高189.3メートル)へは徳之島からのチャーター船で近づき、海上でボートに乗り換えて接岸、約50メートルの岸壁をよじ登ってたどり着いた。

 火山活動が活発で立ち入り禁止の諏訪之瀬島(鹿児島県)や、本州から約1800キロ離れた小笠原諸島の南鳥島(東京都)などは調査を断念した。それでも標高500メートル以上の全547カ所と、500メートル未満の429カ所のうち415カ所について、写真入りで紹介した。

 大槻雅弘会長(71)は「ヒグマにおびえながら何日も山を歩いて到達した北海道の三角点もある。苦労は大きいが、地図を頼りに探し当てる知的な楽しみは格別。ゆくゆくは北方領土に約20ある1等三角点も調査したい」と話している。

 「一等三角点全国ガイド」(ナカニシヤ出版)は、正編(標高500メートル以上、2100円)と続編(同500メートル未満、1890円)がある。【榊原雅晴】

 ◇三角点◇

 測量法で定められた標識。地図を作製するための三角測量の基準点で、地表面に石柱が埋められている。明治政府が手がけ、戦前は陸軍参謀本部が引き継いで管理した。重要度に応じて1〜4等に分類され、1等は約40キロ間隔で設置されている。廃止や新設により増減するが、全国に約11万カ所ある。
以上

 余談であるが、山やは一般的なハイキングや登山に飽き足らなくなると、冬山、沢、岩登りなどバリエーション志向に、更に海外遠征へ、そんな体力も技術もないと百名山などピークハント志向にと分かれてゆく。そのどちらでもないのが1等三角点探索志向であろう。こうれはもう病気というべし。
 元祖・1等三角点研究会を立ち上げた坂井久光(大正13年生まれ)さんは昭和53(1978)年に『関西とその周辺の山』(創元社)を著わす。まえがきには「山気違いと称される人々の症状の一つに、赤線病と並んで三角点病がある。」と書いた。ヒマラヤに憧れる登山家は体力とカネがあるうちの一過性の病だが、こちらは慢性の不治の病であろう。登ることが治療になる。全部登っても誰からも尊敬されない。親の死に目に会えなかった人も仄聞する。程ほどに楽しまれるがよい。
関連記事
[ 2014年01月14日 14:53 ] ガイドブック | TB(0) | CM(0)

東北の月山で山スキーの遭難

WEB版朝日新聞から
月山で山スキー中に遭難、仙台の男性死亡 山形
2014年1月13日20時43分
 山形県西川町の月山(1984メートル)に山スキーに行った仙台市太白区、会社員吉田隆さん(47)が帰宅しないと12日夕方、家族から寒河江署に通報があった。地元の山岳遭難救助隊が13日午後1時ごろ、雪の中に埋もれている男性の遺体を発見。吉田さんと確認された。

 寒河江署によると、吉田さんは12日午前8時半ごろ自宅を出た。遺体が見つかった周辺に幅約10メートル、長さ約30メートルの雪崩の跡があり、同署は吉田さんが雪崩に巻き込まれた可能性があるとみている。12日は吹雪になることもある悪天候だった。
以上

WEB版産経新聞から
月山で不明の47歳男性、遺体見つかる
2014.1.13 19:31
 13日午後1時5分ごろ、山形県西川町志津の山中で、12日朝から月山に山スキーに行き行方不明になっていた仙台市太白区の会社員、吉田隆さん(47)が雪の中に埋もれて死亡しているのを地元の山岳遭難救助隊が発見、収容した。

 山形県警寒河江署によると、吉田さんは山スキーの経験者で、1人で出掛けたという。発見現場付近は12日からふぶいていた。救助隊は、吉田さんが装備していた電波発信器から位置を特定した。
以上

日テレニュース24から
月山に一人でスキーに、47歳男性不明
< 2014年1月13日 13:58 >
山形県西川町の月山に12日、山スキーに出掛けたまま行方が分からなくなっていた仙台市の男性の遺体が13日午後、捜索隊に発見された。

 遺体で発見されたのは、仙台市太白区の会社員・吉田隆さん(47)。吉田さんは12日午前8時半頃、一人で山形県西川町の月山に日帰りで山スキーに出掛けたが、夕方になっても戻らなかった。

 13日の月山は吹雪の悪天候で捜索は大人数で実施できず、午前10時前から地元の山岳遭難救助隊の5人で行われていた。警察によると、午後1時頃、捜索隊が山中で男性の遺体を発見し、その後、遺体は吉田さんと確認された。警察で遭難した状況などについて調べている。
以上

ググると以上のニュースがヒットした。

・月山の山スキー経験者で今年の正月も行った。
・ビーコンを携帯し、5人の少人数の捜索隊にもかかわらず、早期に発見された。
・単独行であった。
記事からは雪崩で生き埋めになったと推定している。
以下は筆者の推定
一瞬のことなので救助要請の通信もできなかったと思われる。
12日から吹雪いていたらしいが、出かけている。

・近年、ヘルメットを着用せよ、ビーコンは必携装備などど喧しくなった。
・それよりも何よりも、吹雪に向かわないことがもっと大切な常識であろう。
・日本の登山界には悪天候を突いて登頂を果たすと価値が高いと言いふらす輩
がいて、惑わされるが、たまたま生還したからといって高評価しないことだ。
・山の常識を守れば起こりえない事故であったと思う。
・5人という捜索隊は多分二次遭難を恐れての事だろう。雪崩は人為的な面もある。
・地元で山の状況を聞くなり、情報収集も怠らないようにしたい。スキーの
滑走技術などよりも情報が重要である。福井の関西学院大ワンゲル部の遭難騒ぎでも
地元の人がとめたにも関わらず入山していった。そして豪雪で下山できなくなった。
・日本海側の山は豪雪で鳴る。いくらスキーの名手、登山技術が優れても克服は困難だ。
関連記事
[ 2014年01月14日 09:17 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

阿蘇中岳で小規模噴火 2年7カ月ぶり、降灰も

くまにちコムから
 福岡管区気象台は13日、「阿蘇中岳第1火口でごく小規模な噴火が発生し、火口の南側1キロ付近で少量の降灰を確認した」と発表した。中岳の噴火は2011年6月9日以来、2年7カ月ぶり。

 同気象台によると、13日午後0時15分ごろ、中岳第1火口で噴火し、灰白色の噴煙が火口縁の600メートル上空まで上がった。

 中岳南側の高森町では、降灰とみられる小さな粒が乗用車などにうっすらと付着。農業の男性(49)は「2、3日前から火山ガスのにおいもひどかった。灰が目に入ると痛い」と話した。

 火山性微動の振幅は12日に一時大きくなったが、火山性地震と孤立型微動の回数は少ない状態が続いている。同気象台は「火口から約1キロの範囲内では、噴火に伴う大きな噴石に警戒が必要。風下では降灰や小さな噴石にも注意を」と呼び掛けている。

 中岳は昨年12月27日、噴火警戒レベルが「平常」の1から「火口周辺規制」の2に引き上げられ、火口から半径1キロ以内が立ち入り禁止となっている。(今村浩、藤山裕作)
以上

 日本百名山の一つ、阿蘇山で噴火があったというニュース。活火山なので驚くことでもないが、未だ登っていない山の一つ。実は1等三角点の烏帽子岳には登った。正月休みを利用してあちこちの山を経巡る7泊8日の山旅だった。阿蘇五岳なので1つとカウントしていたがやっぱり最高峰に登らねば、と決意を新たにした。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?meshcode=49312055
関連記事
[ 2014年01月13日 22:39 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)

登山中に滑落の70歳女性、ヘリで無事救助/秩父

YAHOOJAPNニュース山岳事故から
ソース(埼玉新聞 1月13日(月)0時29分配信)

 12日午後1時5分ごろ、秩父市三峰の妙法ケ岳(標高1329メートル)南西の尾根上から滑落した群馬県伊勢崎市の女性(70)が、県の防災航空隊ヘリに救助された。女性は頭などにけがを負った。

 秩父署によると、女性は伊勢崎市のハイキング協会の仲間21人と共に登山中、足を滑らせて約50メートル滑落。仲間の男性が119番した。
以上

 近年は高齢登山者の滑落、転落事故がとても多い。ハイキングとはいえ、厳冬期に登山されるくらいだから素人の域を出た人には違いない。この記事では頭に怪我をされたようだが生命に別状はないとのことらしいので何よりでした。
 原因として、憶測ではあるが、女性は朝食を制限する人も多くカロリー不足が考えられる。ほんのちょっとした油断、日頃の運動不足から身のこなしが衰え、バランスが悪くなった際にさっとリカバリーするのは迅速な筋肉の動きであり、筋肉の動きにはカロリーがいる。小休止する際に飴をなめたり、チョコを一粒食べたりすることはカロリーを補う上で登山者の知恵である。食欲が無ければぶどう糖を一片でも食べておきたい。
 以前、雪山登山で同行者が調子が悪いので何か食べるように言ったが食欲が無い、というのでぶどう糖を与えた。元気(疲労)回復に著効があった。著効といっても薬品ではなくドラッグで気楽に買える食品である。ザックの片隅に収納しておきたい。
 高齢登山者の生理学と栄養学がもっと研究されてもいいと思う。加えてビルや地下鉄の階段を意識的に利用するなどして鍛錬する、しかも日常生活に取り込んでおく。部分的でもいい。わざわざトレーニングジムに行かなくても足腰は鍛えられる。
関連記事
[ 2014年01月13日 13:58 ] 山岳遭難 | TB(0) | CM(0)

新日本山岳誌

新日本山岳誌新日本山岳誌
(2005/11/01)
高木 泰夫、大森 久雄 他

商品詳細を見る

筆者も東海支部の編集を担った。奥三河の宇連山の別称として”ガンゾモチフデ”があると知った。これは現在の東栄町の前身の『振草村史』を調査して分った。不動のはずの山も村も常に現在を留めてはおらず動いている。今となってはいくら調べてもその由来が不明のままである。
 本書は単に山に登って満足するのみならず、こうした山村の歴史にも思いを馳せる愛好家の書架に備えて欲しいと願う。

関連記事
[ 2014年01月12日 23:35 ] ガイドブック | TB(0) | CM(0)

年末年始の山岳遭難31件 過去12年で最多 警察庁「無理せず万全の装備で」

WEB版産経新聞から

2014.1.10 13:33

 警察庁は10日、年末年始期間(12月29日~1月3日)に山岳遭難が31件発生し、3人が死亡、1人が行方不明となったと発表した。件数は昨シーズンと並んで、統計がある平成14~15年以降で最多となった。負傷者は18人だった。

 富士山の静岡県側で1人、山梨県側で1人、宮城県の泉ケ岳で1人が死亡した。長野県の槍ケ岳で1人が行方不明となった。都道府県別の件数は、長野が最多の8件。次いで兵庫が5件、東京、神奈川、岐阜、静岡、奈良が各2件、北海道、宮城、新潟、山梨、大阪、福岡、大分、鹿児島が各1件だった。

 警察庁の担当者は「天候が悪いときは無理をせず、万全の装備で臨んでほしい」と呼び掛けている。
以上

 これと言って決め手はない。兵庫県の5件は何だろうとググって見たがヒットしなかった。1/5に祖父と孫が明神山で遭難し、祖父が頭を打って死亡した事故はあった。新たな登山ブームが到来しているのだろう。山岳雑誌も「山と溪谷」「岳人」の2大誌以外に増えた。昨夏の北アルプスでも多くの山やとは違う登山者を見かけた。ファッショナブルな若い人や女性の登山者の台頭がある。都会生まれの都会育ちが自然の中で困難に立ち向かうのは良いが、知識や技術がいるし、経験を重ねることも必要である。
関連記事
[ 2014年01月10日 14:31 ] 山岳ニュース | TB(0) | CM(0)
プロフィール

東海白樺山岳会

Author:東海白樺山岳会
 1962(昭和37)年に名古屋市交通局の有志数名が設立。その後一般社会人の親睦の登山クラブとして継承されてきた。40歳代から80歳代の男女約24名(2016年11月現在)が年間を通じて計画的に実践。
 三河、美濃、鈴鹿の日帰り登山、岩登り、沢登り、山スキー、冬山以外にも夏山縦走も楽しむ。皆で誘い合い日本百名山、日本三百名山を目指す会員もいる。個人の志向でぎふ百山、信州百名山、富山百山、一等三角点のピークハントを目標にする会員もいる。
 例会は第1水曜日(都合で火曜日になることがある)に名古屋市中区生涯教育センターで夜7時から8時30分まで。会合は山行への参加を募る重要な場なのでなるだけ出席を。欠席者にはメール、郵便、ファクスで伝達。会報も年間4回発行。総会(事業報告、役員改選、会計報告、規約改正など)は4月に実施。
 イベントは1月の新年会(町)新入会員の入会に応じて新人歓迎会(山で)、年末は忘年山行(1泊2日)、登山、岩登りの初心者の指導練習も適宜練達者のリードで実施。
 会費年間3000円。入会金2000円。別途山岳共済保険加入のための岳連会費と保険料要。現在会員募集中。問合先090-4857-9130西山まで。メールフォームからもどうぞ。

最新記事
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


アクセスランキング
[ジャンルランキング]
スポーツ
493位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
108位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
カレンダー
12 | 2014/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
検索フォーム
QRコード
QR