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東海白樺山岳会ブログ

愛知県名古屋市にある山岳会です。仲間を募って山に登る会の運営、会員の登山記録、行事等の活動を発信しています。
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カテゴリー  [ 雪崩・落石 ]

“秘境の滝”へ 落石 女性(24)が負傷(秋田県) 9/24(木) 19:27配信

“秘境の滝”へ 落石 女性(24)が負傷(秋田県) 9/24(木) 19:27配信
24日午前、秋田県鹿角市八幡平で滝を見ようと登山をしていた親子が落石にあい、20代の女性1人が頭にけがをしました。現場は日本有数の険しい道として知られ、“秘境”とも呼ばれる場所で、救助隊の到着まで5時間を要しました。

親子が落石にあったのは、鹿角市八幡平の「茶釜の滝」に通じる登山道です。

警察と消防によりますと、24日午前10時ごろ「滝を目指している途中で、落石が娘にあたり、頭から出血している」と母親から通報がありました。2人は「宮城県から来た」と話していたということです。

2人が向かっていたのは、米代川の上流、夜明島渓谷の中にある茶釜の滝」。高さはおよそ100メートルで、日本の滝100選にも選ばれています。

滝に通じるおよそ5キロの登山道には、他の滝も点在し、岸壁が続いていることから、登山愛好家の間では“秘境”とも呼ばれています。

鹿角山岳会の伊多波富雄さんは「茶釜の滝に到達するルートは、初心者は無理。垂直のはしごを渡らなければならないとこもあるし、ロープ張ってるところもあるし、ほとんど沢を歩くから落石あって不思議ではないと思います。慣れてても案内人が絶対必要な場所です」と話しました。

日本有数ともいわれる険しい登山道。救助隊が滝の近くでけがをした女性を発見したのは、通報から5時間以上が経ってからでした。

救助されたのは、宮城県仙台市の24歳の女性で、落石で頭部に5センチから8センチの傷を負いましたが、会話はできる状態だったということです。

・・・731の奥(南)の滝記号のようです。
参考
夜明島渓谷
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[ 2020年09月24日 20:19 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

独自入手 ピンネシリ岳雪崩事故 緊迫の救助映像【HTBニュース】

既報
山スキー中に雪崩 イギリス人男性が死亡 北海道 中頓別町

独自入手 ピンネシリ岳雪崩事故 緊迫の救助映像

 2月、道北のピンネシリ岳で山スキーをしていたイギリス人の男性が雪崩に巻き込まれて死亡しました。隊員のヘルメットに取り付けたカメラが緊迫の救助活動を記録していました。
 2月1日、中頓別町のピンネシリ岳。イギリス人の34歳の男性が雪崩に巻き込まれた。救助に駆け付けたのは道の防災ヘリコプターだ。
 道防災航空隊・秋葉賢副隊長「これだけ大きな雪崩というのは見たことがなかったので、ものすごい規模の雪崩が起きたというのは認識できました」
 ヘリコプターが木に接触する恐れがあるため、救助隊員は上空40メートルの高さからロープをつたって下りる。
 隊員「防災航空隊です。日本人の方ですか?いまもう1名隊員降りてきますから」
 イギリス人男性はもう1人のイギリス人男性、そしてガイドの日本人男性と3人で山スキーをしていたところ、雪崩に巻き込まれた。すでに救出されていたが、雪の下に40分ほど埋まっていたという。
 秋葉副隊長「体温計の表示は『LOW』でした。体温もわからないぐらいカラダが冷えていたと思う」
 男性は心肺停止の状態。AEDを使い心臓マッサージを続ける。
 男性は防災ヘリに引き上げられたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
 日本雪氷学会によると、この雪崩は幅30メートル、長さ300メートルもの規模。崩れやすいざらめ雪の弱層が破壊され、その上に積もった雪が崩れた「表層雪崩」とみられている。
 北大低温科学研究所・下山宏助教「上からスキーヤーが入っていって、何らかの衝撃を加えて雪崩が起きているのが今回の事例だと思う」
 地元の人は当時のピンネシリ岳についてこのように語っている。
 地元の人「一気に吹雪いて大雪が降っていた。結構斜面には吹き溜まっている状態。(雪崩の)可能性は高いかなと」
 警察は亡くなったイギリス人男性と一緒にいた日本人ガイドについて、業務上過失致死の疑いも視野に安全配慮に問題がなかったか調べている。
 秋葉副隊長「これからまた気温が上がって雪崩の時期になってくるので、十分注意をしていただきたい」
<地形図では漢字で敏音知岳と表記>
[ 2020年03月20日 00:10 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

【調査速報】200201乗鞍岳・雪崩事故

【調査速報】200201乗鞍岳・雪崩事故
2020年2月1日に乗鞍岳(長野県松本市)で発生した雪崩事故の現場調査と関係者からの聞き取りを行いましたので、速報としてお知らせ致します。数値等は速報値ですので、この後、変更される可能性もあります。
200201_norikura_terrain.png
赤点線が概ねの破断面のライン

●事故データ●
日 付: 2020年2月1日
時 刻: 12時30分頃
場 所: 乗鞍岳(地形図)
概 略: 乗鞍岳で山スノーボードをしていた男性が登行の最中に雪崩に巻き込まれ埋没。同行者(2名)によってすぐに救助されたが、その後、搬送された病院で死亡が確認された。
●雪崩データ●
種 類: 面発生乾雪表層雪崩(持続型スラブ)
規 模: サイズ2.5 (流下距離250 m)
標 高: 2,610 m(上部破断面)
方 位: 東
破断面: 幅70 - 80 m、厚さ20 - 30 cm前後
傾 斜: 発生区中間部 35度
弱 層: こしもざらめ雪(1-2 mm)
すべり面: 氷板
※積雪観察は2月2日に実施。

●行動●
ボウル状地形の尾根を登行している際、先頭で歩いていた男性がA地点にて滑落し、B地点にて停止。幸い怪我もなく、登っていた尾根に復帰しようとC地点まで来た時、大きな音と共に雪崩が発生。ボウル全体が雪崩れ、男性は約3 mの深さに埋没(✕)。同行者2名による捜索救助により、約15分で掘り出すも意識不明。その後、ヘリコプターにて病院に搬送された。
●補記●
「降雨によって雪面が凍り、その上の新雪が滑るようにして雪崩れる」という表現はよくある間違いです。今回の雪崩は、再結晶化した雪(※)が歩く刺激で破壊され、発生しました。また、雪崩のすべり面は1月7日~8日にかけてのまとまった降雨によるものと推定しており、雪崩の原因となった弱層は、長期間、積雪内に潜んでいたことになります。(※水蒸気が積雪内の温度差によって移動することで、雪粒子に霜が付き、雪粒子同士の結合力が低下)

再結晶化した雪の不安定性は、最初の刺激(今回は滑落)では雪崩を起こさず、複数人が滑走した後、その斜面全体が崩落する、といった事例が多々あります。積雪テストの結果もバラつくことが多く、雪崩対策の現場で働く実務者にとっても、取り扱いが厄介な雪崩です。
・・・・実際の場所は長野県側の位ヶ原と肩の小屋の中間地点と報告された。山スキーヤーも入山するエリアになるので、降雪直後は一層の警戒が必要であろう。以前に降った雪面が溶けて氷化し、その上に新雪が降ると雪崩やすいと言われる。表層雪崩はこのケースである。報告では降雨の後に降った雪が弱層に乗った。そこを登山者が歩いた刺激で発生したという。見た目には判断できない。不運としか言いようがない。
[ 2020年02月04日 22:33 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

山スキー中に雪崩 イギリス人男性が死亡 北海道 中頓別町

山スキー中に雪崩 イギリス人男性が死亡 北海道 中頓別町
2020年2月1日 21時31分

1日午前、北海道中頓別町で雪山を滑り降りる「山スキー」をしていたイギリス人の34歳の男性が雪崩に巻き込まれて死亡しました。

1日午前11時半すぎ、中頓別町にある標高およそ700メートルのピンネシリ岳で「外国人1人が雪崩に巻き込まれた」と消防に通報がありました。

警察によりますと、雪山を滑り降りる「山スキー」をしていたイギリス人で弁護士のバーナビー・アイザック・レビィーさん(34)が雪崩に巻き込まれ、北海道庁のヘリで救助され病院に搬送されましたが死亡しました。

レビィーさんは、兄と日本人の山岳ツアーガイド男性の2人と一緒に「山スキー」をしていたということです。

気象台によりますと中頓別町にはなだれ注意報が出されていたということで、警察が詳しい状況を調べています。

北海道では先月30日に占冠村でスキー場のコース外を滑る「バックカントリースキー」をしていたフランス人の男性が雪崩に巻き込まれて死亡しています。

[ 2020年02月02日 07:42 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

北アルプス 乗鞍岳で雪崩 スノーボードの男性1人死亡

北アルプス 乗鞍岳で雪崩 スノーボードの男性1人死亡
2020年2月1日 18時39分

1日、長野県松本市の北アルプス乗鞍岳でスノーボードをしていた名古屋市の47歳の男性が雪崩に巻き込まれ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

1日午後0時半すぎ、長野県松本市の北アルプスの乗鞍岳で雪崩が発生し、スノーボードをしていた男性1人が巻き込まれたと消防に通報がありました。

男性は救助要請を受けた山梨県の防災ヘリコプターで救助され、近くの病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

警察によりますと、死亡したのは名古屋市昭和区のフリーカメラマン、川村昌範さん(47)で、川村さんは仲間2人とともに乗鞍岳の北東側斜面の「バックカントリー」と呼ばれる整備されていない場所でスノーボードをしていて雪崩に巻き込まれたということです。

警察は、川村さんと一緒にいた仲間から話を聴くなどして詳しい事故の状況を調べています。

[ 2020年02月02日 07:25 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

雪崩に巻き込まれた男性死亡確認

雪崩に巻き込まれた男性死亡確認
30日、上川の占冠村にあるトマムスキー場の周辺で雪崩が起き、38歳のフランス人の男性が巻き込まれ、男性は31日朝に救助されましたが、死亡が確認されました。

30日午後、占冠村にあるトマムスキー場の周辺で雪崩が起き、スキー場のコース外を滑る「バックカントリー」をしていたフランス人の男女8人のうち、シルバン=レネ=ニコラス・レティアさん(38)が雪崩に巻き込まれました。
警察が31日朝、救助に向かい、午前8時前、現場近くでレティアさんが倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
レティアさんたちは、30日の午前中はスキー場のコースを滑っていましたが、昼ごろからコースを外れて滑っていたということです。
一方、31日午前、今回の雪崩の原因などを調べるため、日本雪氷学会の調査チーム4人が現場に向かいました。
調査チームの1人で北海道大学の下山宏助教は「今回の雪崩は、まとまって降った雪が関係した可能性がある。現場の雪質や気象条件などを詳しく調べたい」と話しています。
以上


日本雪氷学会
雪崩事故防止セミナー
雪崩を想定した救助訓練
・・・・雪崩防止に決め手はない。心得としては降雪直後、降雪中は雪山に入山しないことくらいである。
 雪崩に遭遇したらどうするということは学習や研究が進んいる。雪崩ビーコン(電波発信機)+ゾンデ棒で埋没した遭難者を15分以内に捜索救出する。これは日ごろの訓練が要る。また雪のコンディションをチエックする観察力も向上しているようである。しかし、雪崩は足元から崩れることもあるが埋まるのは上手からの雪の堆積であるから中々に予知は難しい。加えて、雪崩で遭難する登山者はビーコンも携帯しているのが多い。持って居れば安心という道具ではなく、最初の判断一つである。
 雪崩は自然に起きることもあるが登山においては自分たちが雪崩の原因を作っていることもある。歩行またはスキー板による雪面の切断、なので不自然に暖かい日が続いたり素手で触っても冷たさを感じないとかで判断するしかない。複数だと、血気にはやったメンバーは生ぬるい、行ってみるべきだ、リスクを冒してこそアルピニズムだと言われかねない。であっても撤退を決められるのが真のリーダーである。ずるずると引き返すポイントを間違うと遭難である。
 リーダーがよほどしっかりしていないと命を失う。かつてマッキンレーで日本人5人が雪崩に遭遇した。隊長のみ下山し残りは行方不明になった。この時の隊長の弁は当局から雪崩に対する警告はなかったと釈明した。検索すると隊長への批判記事が多い。リーダーは何を言われるかわからない。高度な登山技術や過去の登山歴よりも心得が大切である。
 雪崩に関して情報は多い。そしてこんなスキー場外の滑走禁止区域の死亡記事を読むと改めて雪崩に対する警戒心を怠ってはならないと考える。パウダースノウは楽しいが雪崩と背中合わせということも覚えておきたい。
[ 2020年01月31日 15:47 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

富士山で29歳のロシア人女性死亡 落石が胸に(19/08/27)

富士山で29歳のロシア人女性死亡 落石が胸に(19/08/27)
富士山の山頂付近を登っていた女性が落石に当たって死亡した事故で、女性が29歳のロシア国籍で死因は落石が胸に強く当たったことだったことが分かりました。 26日午前5時ごろ、ロシア国籍のドゥブロヴィナ・アンナさんが富士山の頂上から約200メートル下を登っていたところ、落ちてきた石が当たりました。一緒に登っていた日本人の夫からの通報を受けて駆け付けた医師が現場近くで死亡を確認しました。警察によりますと、ドゥブロヴィナさんの死因は、落石が胸に強く当たったことによる外傷性心肺損傷だったことが分かりました。ドゥブロヴィナさんは25日午後9時ごろ、山梨県側の富士吉田登山口から夫と登山を開始していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
[ 2019年08月27日 11:42 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

富士山で落石事故 女性1人死亡

富士山で落石事故 女性1人死亡
26日朝、富士山の山頂付近を登っていた20代とみられる女性の頭に落石が当たって死亡し、警察は女性の身元の確認を急ぐとともに詳しい状況を調べています。

警察と消防によりますと、26日午前7時ごろ、富士山の山頂付近で「落石事故があった」と5合目にいた人から消防に通報がありました。
警察や消防などが現場に向かったところ、山頂付近で20代とみられる女性が倒れていて、死亡が確認されました。
警察によりますと、女性は山梨県の富士吉田市側の登山口から数人のグループで山頂を目指して登っていたということです。
このグループのメンバーが、女性の頭に落石が当たったのを見たということで、警察は女性の身元の確認を急ぐとともに事故の状況を調べています。
この事故で、山梨県は登山道の9合目の手前の部分から山頂までの区間を点検作業のため通行止めにしています。
・・・冬富士で滑落訓練に登った際、休憩は山頂を背に休むな、何が落ちてくるかわからいぞ、と教えられました。最低1人は山頂を向いて休んでおれ、ということです。
 夏の大勢の登山者がたむろする登山道ではいつも落石の原因になりかねない。警戒心を持つとともにヘルメットを着用して用心したいものです。特に8合目を過ぎると登山道も急になります。山頂はお鉢巡りで歩いている人も多い。登山者の不注意で落石を引き起こすこともある。
 事故で亡くなられた女性にお悔やみを申し上げます。
[ 2019年08月26日 20:11 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

白馬乗鞍岳で雪崩事故

【事故調査】190308白馬乗鞍岳・天狗原下南東斜面・雪崩事故・速報
2019年3月8日に白馬乗鞍岳・天狗原下・南東斜面(長野県)で発生した雪崩事故について現場調査と捜索救助に係る聞き取りを行いましたので速報としてお知らせします。
 
●事故データ●
日付: 2019年3月8日
時刻: 13時頃(推定)
場所: 天狗原下・南東斜面(地形図)
  
概略: 白馬乗鞍岳・天狗原下の南東斜面にて山スキーをしていた単独のテレマーカーが雪崩を誘発し、1mの深さにほぼ完全埋没した。たまたま自然園で昼食休憩をしていたガイドが、2分前まで存在していなかった真新しい破断面を覚知。周辺を観察をすると、破断面にエントリーする滑走跡があるものの、スキーアウトした痕跡がないことから、誰かが雪崩に巻き込まれたと考え、直ちにビーコン捜索を開始。シグナルを捉え、接近すると、スキーの先端が出ていたため、すぐに掘り出しを開始。近隣にいたガイドも応援に加わり、約15分で掘り出しを完了。その時点で要救助者は手足の骨折を負い、なおかつ心肺停止であったが、30分間のCPRにて心拍と呼吸が復活。救助要請した県警ヘリコプターにて、松本市内の病院に搬送されたが、意識不明の状態とのこと。
以下写真、地形図等はソースにアクセス。
[ 2019年03月15日 12:11 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

白馬乗鞍岳で雪崩 山スキーの男性1人けが

白馬乗鞍岳で雪崩 山スキーの男性1人けが
 2日午前11時50分ごろ、北アルプス白馬乗鞍岳の天狗原(標高約2200メートル)付近でバックカントリースキーをしていた安曇野市豊科のアルバイト従業員不動篤志さん(30)が雪崩に巻き込まれた。大町署によると、不動さんは他の入山者に救助され、同署山岳遭難救助隊と北アルプス北部地区遭対協の隊員とともに下山した。北安曇郡内の病院に運ばれ、肺挫傷と右太もも骨折の重傷のもよう。

 不動さんが勤務する会社の関係者によると、不動さんはこの日、仕事が休みで2人で入山していたという。

 雪崩注意報は出ていなかったが大北地方は気温が高く、スキー場関係者によると山岳地帯では風も強かった。雪崩対策に詳しいNPO法人「ACT(アクト)」(北安曇郡白馬村)の元村幸時理事長(56)は、気温変化に加え、強風で風下の斜面に雪がたまり雪崩が起きやすくなっていた可能性もあるとし、「注意報が出ていなくても気象状況には常に注意を」と呼び掛けている。 (2月3日)
[ 2019年02月03日 18:21 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

群馬・谷川岳で雪崩 東京都庁体育会山岳部の3人重傷

群馬・谷川岳で雪崩 東京都庁体育会山岳部の3人重傷
26日午後1時ごろ、群馬県の谷川岳(標高1977メートル)で雪崩が発生し、3人が巻き込まれたと、同じ登山グループの男性から110番通報があった。約2時間後に群馬県警のヘリが救助したが、3人はそれぞれ骨折や顔面挫傷などの重傷を負った。

 沼田署によると、3人は東京都庁体育会山岳部に所属する24~56歳。この日朝から山岳部の5人で登山をしていたという。雪崩が起きたのは、厳剛新道沿いのマチガ沢付近。登山道から少し外れた場所で雪上訓練の準備をしていたところ、雪の塊が流れ、3人が数メートル下に押し流されたという。

マチガ沢は雪崩の巣の様相


[ 2018年05月28日 06:46 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

白川村で遭難か、金沢の55歳男性行方不明 

白川村で遭難か、金沢の55歳男性行方不明 
 18日午後8時45分ごろ、岐阜県白川村の野谷荘司山(1、797メートル)を訪れていた金沢市玉鉾の男性(55)と連絡が取れないと、妻(42)から金沢市内の警察署に通報があった。

 岐阜県警高山署によると、男性は同日朝「白川村へ山スキーに行く」と妻に話していた。登山口のポストには男性の登山届が入っていた。県警山岳警備隊が19日朝から、5人態勢で捜索する。 (中日新聞)
中京TVニュース 続報・・・遺体発見
1人で山スキーの男性遭難か 白川村
 1人で山スキーに出かけ、行方不明になったとみられる男性の遺体が19日、発見された。
 警察によると、石川県金沢市の男性(55)が18日、岐阜県白川村の山に出かけたまま行方不明となっている。登山道入り口で男性の車が見つかり、届けには「野谷荘司山で山スキー」となっていた。
 19日午後1時半ごろ、近くの谷底で男性とみられる遺体が発見されたが、天候が悪く雪崩が起きやすい場所のため、遺体の収容は20日以降になる見通し。

過去の雪崩事故の記事
野谷荘司山で遭難死
白川村:雪崩事故への注意喚起の警告記事
冬山登山等による雪崩遭難の注意について(2015年2月2日記事を再掲)

2018年3月17日の記録がヒット「TOKIOの山で遊ぼう!」
野谷荘司山へ
動画を見るとウインドクラストしてエッジングも良く、切れは良かったみたいですね。皆さん熟達者揃いでチームワークもよく快適に滑っています。
18日に事故に遭われた人は白谷側だったのでしょうか。
「白谷は昼からも馬狩荘司山側から雪庇が崩落し下まで新たに雪崩れていました。白谷はもうカリカリとデブリで危険地帯でした。」だそうです。このパーティは山頂から赤頭山(1602m)間は鶴平新道を滑降。その南側の1324mに派生する東谷または東尾根を滑降したようです。1月13日に東尾根を偵察された記録があります。危険は回避する慎重なルート選びです。
[ 2018年03月19日 19:56 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

北ア・小蓮華山 雪崩で1人心肺停止か

北ア・小蓮華山 雪崩で1人心肺停止か
 20日午後1時すぎ、北アルプス小蓮華山船越ノ頭(ふなこしのかしら)の東側斜面(標高約2500メートル)で雪崩が発生し、スノーボードをしていた埼玉県三郷市の会社員男性(40)が巻き込まれた。同行者2人と近くにいた数人が雪に埋まった男性を掘り起こしたが、大町署によると、男性は心肺停止状態とみられる。県警ヘリコプターが出動したが、霧などで視界が悪く、この日の救助を断念。同行者らは自力で下山した。21日朝、県警山岳遭難救助隊員など約20人が地上から救出に向かう。天候を見て、ヘリでの救助を試みる。

 同署によると、男性らは山スキーのため北安曇郡小谷村の栂池高原スキー場から入山。雪崩は男性が滑走中に起きたという。同行者や目撃者が同署や消防などに相次いで通報した。雪崩の規模などは分かっていない。

 長野地方気象台は20日、大北地域に雪崩注意報を出していた。レーダー画像などから、雪崩発生当時の現場付近は晴れていたとみられる。近くの北安曇郡白馬村の最高気温は平年を3・7度上回る4・8度で、3月上旬並みだった。

 小蓮華山の周辺は、比較的交通アクセスが良いことから、山スキー愛好家に人気がある。この日も多くの人が山スキーに入っていたとみられる。雪崩現場近くまで行ったという関東地方の40代男性は、「県警ヘリがホバリングしているのが見えたので心配していた」と話した。
(1月21日)

船越ノ頭は2612m付近のピーク
参考サイト
船越ノ頭〜自然園

[ 2018年01月21日 22:46 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

雪崩に巻き込まれ女性死亡…一時雪に全身埋まる

雪崩に巻き込まれ女性死亡…一時雪に全身埋まる
13日午後4時45分頃、新潟県弥彦村の弥彦山(634メートル)の登山道1合目付近で、下山中の女性が雪崩に巻き込まれたと119番があった。
消防隊が約30分後に現場に駆けつけて救助したが、死亡が確認された。

 県警西蒲署の発表によると、亡くなったのは新潟市東区東中野山、会社員本間真由美さん(60)。現場に雪崩のような跡があり、倒木もあった。通報者は「上から雪が落ちてきた」と話し、女性は一時全身が雪に埋まったという。現地の積雪は、村内の弥彦消防署で約71センチあった。
以上

・・・・こんな低い山であっても今回のように急速に大量に降れば雪崩が発生する。ネットで長岡の積雪の深さを見ると13日現在で56センチ、平年比144%になっている。積雪の多さで列車が止まったほどだ。山麓は71センチでもっと深い。登山道は弥彦山の東にあり、北西の季節風の風下に当たる。吹き溜まりになっていたかもしれない。ラッセル中に不安定な積雪を刺激したと思われる。
 鈴鹿でも藤原岳の8合目から小屋の手前までが雪崩が出やすい。過去に2人が雪崩で亡くなっている。遭難碑があるはずだ。急速に大量に降った場合は降雪が止んで落ち着くまで1日は近づかないことだろう。
[ 2018年01月13日 22:08 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

先月末に雪崩で遭難、男性の遺体発見 白馬岳

先月末に雪崩で遭難、男性の遺体発見 白馬岳

 長野県警大町署は20日、北アルプス白馬岳の白馬大雪渓で4月28日に雪崩に巻き込まれ行方不明になっていた同県白馬村神城の会社員、長谷川仁さん(37)の遺体が見つかったと発表した。
 署によると、20日朝から長谷川さんの山仲間約10人が捜索し、午後2時半ごろに遺体が見つかった。雪面に突き刺して遭難者を探す「ゾンデ棒」を使って捜していたところ、深さ2メートルほどのところに埋まった長谷川さんの体に棒が当たったという。
 検視の結果、雪崩に埋まったことによる窒息死の疑いがあると分かった。遺体は県警ヘリに収容されて運ばれ、同日夕に長谷川さんの家族により身元が確認された。
既報
雪崩で1人生き埋めか 長野・北アルプスの白馬岳
以上
 白馬大雪渓は5月中旬までは入るな、と云われている。雪崩の恐れが続くからだ。既報を読むと標高2300mとあった。地図では岩室辺りだ。登山道が(破線路)ちょうどジグザグを描く辺りだから急斜面である。飛んで火にいる夏の虫で雪崩に遭いに行くような登山だった。過去に無難に登ったことがあるのだろう。しかし、山は毎年同じ条件ではない。今年は雪が多かったから雪崩の条件が揃っていたのだと思う。
 北アルプスにおける過去10年の友人や知人らの死亡事故を振り返ると共通事項が浮かんだ。
雪崩に生き埋め1人、落石に当たる事故2人、雪の塊に遭う事故2人は
1 いずれも沢筋だった。
2 午前10時から11時ころ
3 上部が東面で夜明けとともに日照を受けて気温上昇
4 降雪中、降雪直後、または降雨後で脆弱だった。
 どの人も百戦錬磨のベテランで、海外の高峰を登って来た人も2人いる。登山の危険を知らない人は1人もいなかった。
5月20日ころからの白馬大雪渓に山スキー納めの目的で入山したことがある。雪面はスプーンカットで、大小の落石だらけでスキー板の滑走面は傷だらけになった。落石は上部から運ばれてくるのだろう。稜線や上部に残雪がある限りは気温のゆるんだ時間の通過はもってのほかということだ。
[ 2017年05月22日 09:16 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

雪崩に巻き込まれた高校生ら8人の死亡確認

雪崩に巻き込まれた高校生ら8人の死亡確認
3月27日 21時46分
27日午前、栃木県那須町にあるスキー場付近で雪崩が起きて登山の講習中の高校生と教員合わせて48人が巻き込まれ、このうち心肺停止の状態になっていた男子生徒ら8人の死亡が確認されました。このほか、生徒ら40人がけがをしていて、警察と消防は、雪崩が起きた当時の状況を調べています。
27日午前8時半ごろ、栃木県那須町にある「那須温泉ファミリースキー場」の付近で雪崩が起き、登山の講習を受けていた県内の高校の山岳部の生徒や教員、合わせて48人が巻き込まれました。

栃木県警によりますと、このうち、県立大田原高校の男子生徒と男性教員の合わせて8人が心肺停止の状態になっていましたが、生徒ら8人の死亡が確認されました。

このほか、生徒と教員合わせて40人がけがをしていて、このうち生徒2人はけがの程度が重いということです。

警察や消防は、雪崩が起きた当時の状況を調べています。

県の教育委員会によりますと、今回の登山の講習は、おとといから27日までの3日間、県内の7つの高校の山岳部の生徒と教員合わせて62人が参加して行われていました。

しかし、27日の講習は、悪天候のため登山を中止し、スキー場の付近で48人が参加して、深い雪をかきわけて進む「ラッセル」の訓練を行っていたということです。

那須高原に設置している観測点では、27日未明から雪が積もり始め、午前9時の積雪は33センチとなっていて、気象庁は、那須町などに大雪やなだれの注意報を発表して注意を呼びかけていました。
高体連「痛恨の極み」
今回の講習会を主催した、栃木県高等学校体育連盟が27日午後8時半から記者会見を開きました。

冒頭、橋本健一会長が「先ほど、春山安全登山講習会において残念ながら亡くなられた方が出たと聞きました。痛恨の極みです。亡くなられた方、被害に遭われた方、そして、そのご家族に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます」と述べました。

また、橋本会長は「ベテランの先生方の現場の状況判断を尊重していた。原因究明を待ってからだと思いますが、もう少ししっかりした危機管理体制が必要だったと個人的には考えています」と述べました。
以上
 ショッキングな結果になった。亡くなられた本人には心より哀悼の意を表する。
 朝から積雪33センチもの雪があれば中止するべきだった。
 この事例も降雪中、降雪直後は雪崩れやすいというこれまでの事件の観察から不思議な事故ではない。
 ベテランの先生というが冬山登山歴最低20年はいると思われる。20年あると約20年(18年から22年)に1回の豪雪も経験できる。ヒマラヤ登山歴とか、厳冬の北アルプスの登攀歴はあまり関係がない。1月から2月にかけての雪面がかたまり、その上に湿雪が積もる。弱層の斜面に雪が積もれば雪崩れるのは必然と知っているはず。高度な技術よりも状況観察力である。
[ 2017年03月27日 22:20 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

スキー場付近で雪崩 高校生6人心肺停止 3人と連絡取れず

スキー場付近で雪崩 高校生6人心肺停止 3人と連絡取れず
3月27日 11時23分
27日午前、栃木県那須町にあるスキー場付近で雪崩が起きて、登山の講習会を受けていた山岳部の高校生と教員が巻き込まれ、県によりますと、高校生6人が心肺停止の状態だということです。このほか高校生3人がけがをし、高校生と教員合わせて3人と連絡が取れなくなっているということです。警察や消防は、救助活動を進めるとともに、ほかに巻き込まれた人がいないか調べています。
27日午前9時20分ごろ、栃木県那須町にある那須温泉ファミリースキー場の付近で、雪崩が起きて登山の講習会を受けていた山岳部の高校生や教員が巻き込まれました。

県の消防防災課によりますと、この雪崩でこのうち高校生6人が心肺停止の状態になっているということです。このほか高校生3人がけがをしていて、高校生2人と教員1人と連絡が取れなくなっているということです。
警察や消防は、救助活動を進めるとともに、ほかに巻き込まれた人がいないか調べています。

県の教育委員会などによりますと、当時、現場では、県内にある7つの高校から山岳部の生徒と教員、合わせて66人が参加して合同で登山の講習会を受けていたということです。
雪山登山の講習会 7高校の66人が参加
NHKが雪山登山の講習会に参加している栃木県内の7つの高校に取材したところ、講習会には、各学校の生徒55人と引率の教諭11人の合わせて66人が参加しています。

このうち、県立大田原高校では1年と2年の男子生徒12人が参加していますが、詳しい状況がわかっておらず、確認を急いでいるということです。

一方、県立宇都宮高校や県立那須清峰高校、県立矢板東高校、県立真岡高校、県立真岡女子高校、それに私立の矢板中央高校のほか6つの高校では、参加した生徒や教員全員の無事が確認されているということです。
関東北部 まとまった雪に
気象庁の観測によりますと、関東地方では低気圧の影響で、26日から北部の山沿いを中心に雪が降り続き、まとまった雪となっています。
気象庁が栃木県の那須高原に設置している観測点では、27日未明から雪が積もり始め、午前9時の積雪は33センチとなっていて、気象庁は、那須町などに大雪や雪崩の注意報を発表し、注意を呼びかけていました。
専門家「表層雪崩の可能性」
栃木県那須町で起きた雪崩について、防災科学技術研究所雪氷防災研究センターの平島寛行主任研究員は「現時点では、およそ5キロ離れた気象庁の観測点のデータから推測すると、より標高の高いスキー場では、今月21日ごろに雪が降ったあと、25日ごろに日中の気温が上昇し、降り積もった雪の表面が溶けたと考えられる。その上に、きのうから新しい雪が多く降り積もったため、古い雪と新しい雪の間にすべりやすい弱い面ができて、新たに積もった雪が崩れる『表層雪崩』が発生した可能性がある」と話しています。
そのうえで、詳しい原因については、現地調査をするなどして、さらに詳しく調べる必要があると話しています。
官邸危機管理センターで情報収集態勢を強化
菅官房長官は午前の記者会見で、「これまでに意識不明者が3名、連絡が取れない方が3名と報告を受けている。政府としては、官邸危機管理センターで情報収集態勢を強化するとともに、消防・警察が被災者の救命、援助などにあたっている」と述べました。

そのうえで菅官房長官は「引き続き被害情報の把握に努め、被災自治体と緊密に連携を図りながら、被災者の救命・救助を最優先に災害応急対策を行っていく」と述べました。

以上
これから起こりやすい雪崩事故ですね。無事救出されることを祈ります。
[ 2017年03月27日 12:25 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

白馬八方尾根で雪崩 山スキーの男性重体

信毎WEBから
2日午後1時10分ごろ、北安曇郡白馬村の白馬八方尾根スキー場上部の八方尾根北側斜面で、バックカントリースキーをしていた同村北城のフリーカメラマン丹後智宏さん(28)が雪崩に巻き込まれた―と、同行者から110番通報があった。大町署によると、丹後さんは、同行していた男女2人が約25分後に雪の中から救出。県警ヘリコプターで松本市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体。以下はソースへアクセス
白馬八方尾根で雪崩 山スキーの男性重体
以上

八方池山荘は1890mくらいなので1471mと1352mの独立標高点の中間の沢筋とみられる。
パウダースキーを楽しむ目的だったのかな。
雪崩に遭わなかった2人がビーコンですぐ探しあてて救出したのだろうがそれでも重体という。
暖冬で弱層のある1月の雪の沢、気温7度(気象台)以上、
一触即発の条件でスキー滑降することで雪崩を誘ったかも知れません。
一日も早い回復を祈ります。
[ 2017年01月03日 11:32 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

阿弥陀岳遭難のガイド「雪崩起きやすい所と認識なく」

信毎WEBから
八ケ岳連峰の阿弥陀岳(2805メートル)南稜で15日に登山者3人が雪崩に巻き込まれて1人が死亡した事故で、軽傷を負った山梨県北杜市の山岳ガイド成田賢二さん(34)が16日、茅野市内で信濃毎日新聞の取材に答えた。阿弥陀岳を目指して登山中、標高2500メートル付近の岩峰をよけるため、南稜北西側の急斜面を50メートルほど降りたところ、「ザーッと音がして(斜面が)なだれてきた」と、事故当時の状況を語った。

 成田さんは、それぞれガイドを依頼された兵庫県宝塚市のパート従業員酒井泰子(たいこ)さん(61)と東京都荒川区の無職梅村陽子さん(69)の計3人で入山。酒井さんは全身を強く打って死亡、梅村さんも肋骨(ろっこつ)などを折る大けがを負った。

 成田さんによると、当時は成田さんを先頭に梅村さん、酒井さんの順にザイルで結び合っていた。「雪崩は大きな規模ではなかったと思うが、あっという間に体を持って行かれた。雪の上を落ちるような感じで、途中凍った滝の上を落ちていくのも分かった」と話した。

 3人は約300メートル流され、緩い斜面で止まった。成田さんは、体の全部や一部が雪に埋まっていた他の2人を掘り起こし、携帯電話で110番通報した。

 梅村さんと酒井さんは、それぞれ成田さんと八ケ岳に登った経験があり、技術的に問題はないと判断していたという。成田さんは南稜を10回以上登っているとし、「今回の場所が特に雪崩が起きやすい所という認識はなかった」と話した。

(3月17日)
以上
今年の新年会で、立山山麓にある立山カルデラ砂防博物館の学芸員・飯田肇氏の話。概略。「今年の積雪状況は博物館付近は地肌が見えていた。昨年は車まですっぽり雪に覆われていたのに少ないことを写真で対比された。かつて、大日岳の雪庇崩落事故のあった年に似ていると言われた。脆弱な弱層の上に今後積雪が多くなると同じ事故が起こる。山やには貴重な講演だった。 」

 今回の雪崩事故も直前の14日に降雪があったばかりらしい。地元の登山ガイドでも、雪崩がありとは想像できなかった。降雪直後、しかも南向きの尾根であれば年末年始以来の雪も一旦解けて、氷化して、その上に積もったであろう。表層雪崩は時速100kmというから逃げようもない。
 冬山登山の場合、何が、どこが安全ということではない。結局は想像力を働かし、危険を回避するか、過去になにもなかったから行ってみるか、と突き進むか。アルピニストは後者を選択し、巧くいけばお客に喜ばれる。周囲と話しても雪崩が怖くて、冬山登山はできない、という人もいる。私の山仲間も若くしてヒマラヤの雪に未だ埋もれるままだし、国内の雪崩に亡くなった人も多い。
 雪崩事故の防止は想像力を働かして、行くか、行かないか、の判断が決め手になる。道具や登山技術ではない。特に高山では降雪中、降雪直後は行かないのが原則。あくまで原則であり、降雪を突いての登山こそ冬山登山だ、ともいう。今回の事例も非情というほかない。人間の都合にはお構いなしに雪崩はくる。来るべくして来る。

 雪と氷と岩の高峰に挑むアルピニズムも大切だが、もっと自然を畏怖し、驚異の心を持ちたい。
『北越雪譜』から
山より雪の崩頽(くずれおつる)を、里言(さとことば)に「なだれ」という。又、なでともいう。
按ずるになだれは撫下(なでおりる)也。「る」を「れ」というは、活用(はたらかする)ことばなり。
山にもいう也。ここには雪頽(ゆきくずる)の字を借りて用う。字書(じしょ)に頽(たい)は
暴風ともあれば、よく叶えるにや。

さて雪頽(なだれ)は雪吹(ふぶき)に双(なら)べて、雪国の難義とす。
高山(たかやま)の雪は里よりも深く、凍るも又里よりは甚だし。
我国東南の山々里にちかきも、雪一丈四五尺なるは浅しとす。
此の雪こおりて、岩のごとくなるもの二月(新暦の3月)のころにいたれば、陽気地中より蒸して解けんとする時、地気と天気との為に破(わ)れて、響きをなす。一片(へん)破(われ)て片々(へん/\)破る。
其のひびき、大木を折るがごとし。これ雪頽(なだれん)とするの、萌(きざ)し也。

山の地勢と日の照らすとによりて、なだるる処となだれざる処あり。
なだるるは、かならず二月(注:旧暦の2月は新暦の3月に該当)にあり。
里人(さとびと)はその時をしり、処をしり、萌しをしるゆえに、なだれのために撃死(うたれし) するもの稀也。
しかれども天の気候不意にして、一定(じょう)ならざれば、雪頽(なだれ)の下に身を粉こに砕くもあり。
雪頽(なだれ)の形勢ありさまいかんとなれば、なだれんとする雪の凍(こおり)その大なるは、
十間以上小なるも、九尺五尺にあまる。大小数百千悉(ことごと)く方(しかく)をなして削りたてたるごとく [かならず方(かく)をなす事、下に弁ず] なるもの幾千丈の山の上より一度に崩頽(くずれおつる)その響き、百千の雷(いかずち)をなし、大木を折り大石を倒す。
此時はかならず暴風はやて力をそえて、粉に砕きたる沙礫(こじゃり)のごとき雪を飛ばせ、
白日も暗夜(あんや)の如く、その慄(おそろ)しき事、筆帋(ひつし)に尽(つく)しがたし。
此の雪頽(なだれ)に命を捨(おと)しし人、命を拾いし人、我が見聞きしたるを次の巻きに記しるして、暖国の人の話柄はなしのたねとす。



[ 2016年03月19日 17:19 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)

雪山、バックカントリーの恐怖を体感 雪崩遭難、救出リミットは15分

ヤフー山岳事故(福井新聞online)から
膝上まで積もった雪の中、警察官らが横一列に並び、細長い棒を雪に差し込みながらゆっくりと進む。「要救助者発見」「意識あり」―。警察、消防、関係機関が合同で行った雪崩に巻き込まれた遭難者を捜索する訓練を体験した。要救助者役も経験し、雪に埋もれ身動きが取れず、雪の恐ろしさを実感した。

 訓練は、スキー場のコース外の手付かずの「バックカントリー」をスキーやスノーボードで滑走中、5人が雪崩に巻き込まれたと想定。大野署が18日、福井県大野市の九頭竜スキー場で開き、同署のほか福井県警、大野市消防本部、福井県スキー連盟などの約50人が参加した。バックカントリーはパウダースノーを滑り、独特の浮遊感が味わえることから人気が高まっている。一方で、必要な装備や道具を持たず山に入り、遭難する人が全国で後を絶たない。

 「行動開始」の掛け声で訓練開始。圧雪車や雪上車で現場に向かった警察官や消防署員は、位置情報を把握する手のひらサイズの機器「ビーコン」で要救助者が埋まっている位置に近づいた。1、2メートルまで接近すると長さ約3メートルの金属製の「ゾンデ棒」を雪に差し込み、その感覚を頼りに要救助者の居場所を突き止めた。

 「名前は」「動かしづらいところはないですか」などと要救助者に次々質問。軽い凍傷やねんざなどの軽傷者は署員が体を支え、雪上車などで搬出。骨折などの重傷者は、スノーボートに載せて運び、県警ヘリ「くずりゅう」で引き上げた。

 記者は、ゾンデ棒での捜索を体験。横一列になって深さ約50センチの新雪に足を取られながら、棒で開けた穴に足を重ねるようにして傾斜30度ほどの地面をゆっくり進んだ。「棒は垂直に入れて。その先が要救助者の目かもしれないので、力を入れずにそっと」と県警地域課の山岳遭難救助準技能指導官、小野田靖典警部補。すると、棒の先が何か軟らかいものに当たった。「遭難した人かもしれない」―。足元の雪を必死でかき分け、要救助者役の署員を助け出した。

 「雪に埋まってから救い出すまでのタイムリミットは約15分。それ以降は生存率がぐんと下がる」(小野田警部補)。要救助者が、ビーコンなど位置情報を発信する機器を携帯していなければ、広い雪山をゾンデ棒だけで探し回ることになる。大野署の高橋剛志警備課長は「バックカントリーは圧雪していないため雪崩が起きやすい。危険な場所だということを知ってほしい」と訴える。

 記者は、要救助者役も体験。横になり、足先から肩までが雪に埋まると、15センチほどの深さでもまったく身動きが取れなかった。天候が悪く、すぐに救助に向かえなかったら、もし要救助者がビーコンを持っていなかったら―。雪山の怖さを思い知った。

 小野田警部補は「九頭竜スキー場までは県警ヘリで約20分、大野署から車で約40分かかり、到着した時点でタイムリミットの15分を超えてしまう。バックカントリーには、知識と装備のある同伴者と必ず2人以上で入って」と話した。福井新聞社
以上
バックカントリースキー中に雪崩で男性死亡
上記のように雪崩れ事故が相次いで起きているらしい。
少ないと思われた雪が最近になってどっと降っている。
こんな傾向は雪崩れを頻発しやすい。

表題の記事は雪崩れ事故に備える訓練だった。実際には埋没後15分以内に救出しないと脳に障害が残るといわれる。
雪崩れ事故現場で恐怖におびえながら捜索救出は大変なことである。
救出に来た時点ですでに1時間はかかっている。
大雪後は絶対に入山しないこと。降雪後の沢筋の滑降はもっての他であろう。
パウダースキーを求める山スキーヤーは登山の心得があっても入ってしまう。
雪が落ち着くのを待ちたい。しかし、今年は弱層が出来ていることを知っておきたい。
基本的には尾根すじを警戒しながら登ることだろう。
[ 2016年02月01日 17:51 ] 雪崩・落石 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

東海白樺山岳会

Author:東海白樺山岳会
 1962(昭和37)年に名古屋市交通局の有志数名が設立。その後一般社会人の親睦の登山クラブとして継承されてきた。40歳代から80歳代の男女約24名(2016年11月現在)が年間を通じて計画的に実践。
 三河、美濃、鈴鹿の日帰り登山、岩登り、沢登り、山スキー、冬山以外にも夏山縦走も楽しむ。皆で誘い合い日本百名山、日本三百名山を目指す会員もいる。個人の志向でぎふ百山、信州百名山、富山百山、一等三角点のピークハントを目標にする会員もいる。
 例会は第1水曜日(都合で火曜日になることがある)に名古屋市中区生涯教育センターで夜7時から8時30分まで。会合は山行への参加を募る重要な場なのでなるだけ出席を。欠席者にはメール、郵便、ファクスで伝達。会報も年間4回発行。総会(事業報告、役員改選、会計報告、規約改正など)は4月に実施。
 イベントは1月の新年会(町)新入会員の入会に応じて新人歓迎会(山で)、年末は忘年山行(1泊2日)、登山、岩登りの初心者の指導練習も適宜練達者のリードで実施。
 会費年間3000円。入会金2000円。別途山岳共済保険加入のための岳連会費と保険料要。現在会員募集中。問合先090-4857-9130西山まで。メールフォームからもどうぞ。

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